橘十徳の「自腹ですがなにか?」第33回
ワンタッチで缶詰がオープン! 「カンアーク」(1/2 ページ)
忙しいときの食事に重宝するものといえば、缶詰だろう。缶詰は長期保存が可能なので買い置きしておけるし、常温で保存できるので冷蔵庫内の場所を取ることもない。いいことずくめの便利な食品といえるが、1つだけ弱点がある。それは蓋(ふた)を開ける手間がかかることだ。
最近はプルトップも増えてきたが、まだまだ缶切りを使って開けなければならない缶詰は多い。そこで重宝するのが今回紹介する「カンアーク」という商品。実はこの商品、担当編集S氏が発見して教えてくれたものなのだが、確かにその缶を開けるアクションはなかなかインパクトがある。外見は丸みを帯びた白いボディで、少し軟弱な印象を受けるが、それでいてあの硬い缶をいとも簡単にゴリゴリ切ってしまうのだからなかなかスゴイ。
外見といえば、この商品は米BusinessWeek誌主催の「IDEAデザイン賞」で、もっとも優秀なデザインに贈られるGOLDを受賞したそうだ。細長い形状で手にぴったりと収まる感じだし、白いボディに緑の大型ボタンという組み合わせも上品だ。価格はAmazon.co.jpで税・送料込み3034円だった。「缶を開ける」という1つの機能に特化した商品としては、妥当な値段だと個人的には思う。
使える缶詰は丸型だけ
サイズは164×42×64ミリで、重さは約170グラム。電源は単三形アルカリ電池が2本だ。電池を入れるとけっこうズッシリと感じるが、旅先に持っていくのが嫌になるほどではない。単三形乾電池2本で開けられる缶の数は、説明書によると約100缶だそうだ。1日1缶開けたとして3カ月はもつわけだから十分だろう。
使える缶詰の形状は丸型のみ。直径は65~100ミリまで対応している。缶のフチの高さは3ミリまでで、外のフチに溝がある缶には利用できない。もし店頭でパッケージを見る機会がある場合は、パッケージの裏に開封できない缶の絵がいくつか載っているので確認していただきたい。
さきほど本体のデザインの良さについて触れたが、裏を返すとけっこうゴチャゴチャと細かい部品が並んでいる。上部に缶を切るためのドライブホイールとカッターが見えるが、カッターは簡単に手に触れられないように奥まったところに配置されている。ただし、缶に付けない状態で作動させると、カッターが外に出てくる仕組みになっている。缶感知スイッチが用意されていて、これが押されていない状態では作動しないように安全対策が図られてはいるが、缶感知スイッチを指で押せば簡単に作動してしまうので注意が必要だ。
本体中央には小さな丸型のマグネットがあり、このマグネットで缶に固定する。本体裏はそのまま電池ケースのカバーになっていて、スライドさせるだけで簡単に電池ケースにアクセスできる。この使い勝手はなかなかいいが、カバーを外した状態だとカッターがむき出しになるので注意しよう。この状態でカッターの清掃などメンテナンスを行うこともできる。
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