放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得
米Microsoftが、音声データを自動的に検閲して、不適切な言葉を聞こえなくする技術の特許を取得したことが明らかになった。
米特許商標局が公開した特許公報によると、この特許は「放送向け音声データの自動検閲」というタイトルで、2004年10月に出願された。
この技術は、音声データを検閲フィルターで自動的に処理し、不適切な単語やフレーズが分からないように、あるいは聞こえないように改変するというもの。音声データはリアルタイム処理も一括処理も可能という。
検閲フィルターは、音素(言語の音声を構成する最小単位)や単語を分析し、不適切な言葉を構成する音素や単語と一致するか比較する。一致する可能性が一定の値を超えると、音声データストリームを改変する。不適切な部分は、音量を下げる、一部を消す、不明瞭な音声信号で上書きする、問題のない言葉に置き換えるなどの処理をするとしている。
現在、テレビやラジオでは一般的に、生放送を人間の手で検閲してから数秒遅れで放送している。だがMicrosoftは、人力ではなく自動的な検閲の方が好ましい場合もあるとし、例えば、オンラインゲームでは同時に多数のボイスチャットセッションが行われるため、人力での検閲は現実的でないと指摘している。また同社は、不適切な言葉を隠すのに頻繁に「ピー音」が流れるといら立たしく感じるため、自動検閲システムで言葉を消したり置き換えるのが望ましいと述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
7
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR