中身が大きく変わった“使って楽しいコンデジ”、リコー「CX1」(1/3 ページ)
リコーのコンパクトデジタルカメラといえば、「GR」「GX」「R」の3シリーズが展開されていたが、スタンダードに位置づけられる「R」がモデルチェンジ、「CX1」となって登場した。外観こそは「R8」「R10」とさほど変わらなく見えるが、撮像素子がCCDからCMOSに変更されるなど、中身は大きく変わった。
前述したとおり基本的な形状は「R8」「R10」から継承しており、GRやGXにも通じるシンプルなフォルム。各種項目選択に利用する背面のADJ.ボタンの左には、撮影時に右手親指をおくことで本体を固定できるスペースが用意され、ホールド性が増している。小さな点かもしれないが、有意義な変更点だ。
上面には電源ボタン、ズームレバー、モードダイヤル。モードダイヤルには遊びが少なくカッチリとしており、操作していて心地いい。背面液晶のサイズはR10と同じく3型だが、画素数が92万画素となっており(R10は46万画素)、撮影後の画像確認や詳細表示、メニュー項目表示すべてにおいて視認性が向上している。
レンズはR8/R10と同じく、35ミリ換算28~200ミリ(F値はF3.3-5.2)の光学7.1倍ズームレンズ。広角端1センチ/望遠側25センチまで接近できるマクロ機能も継承しているが、「ジジジ」という大きめなモーター音も引き継いでしまっている。これは残念なところだ。
基本的にはフルオート指向の強いデジカメで、モードダイヤルに「マニュアル」の項目はなく、絞りやシャッタースピードを直接操作することはできない。そうした撮影がしたいひとはGRやGXをどうぞというスタンスだ。しかし、「MENU」からフォーカスの方式やISO感度などが細かに調整できる。アスペクト比の変更(3:2や1:1)が行えるのも従来通りだ。
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