橘十徳の「自腹ですがなにか?」第50回
意外と本格派? 「かわいいミシン Ver.2」(2/2 ページ)
上糸も下糸もすべてセッティング済み
本体を取り出してみて驚いたのが、あらかじめ糸がセッティングしてあったこと。本来ならば上糸ボビンから糸を取り出してガイド穴に入れて、圧力調整ダイヤルに挟んで通してさらにガイドを通し、針に通さなければならない。また、下糸についてもボビンをセットして、ハンドホイールを回して針を上下させて調整する必要があるが、これらの作業をユーザーは一切する必要がない。これなら初めてミシンを使う人にも分かりやすい。ちなみにステッチの調整は圧力調整ダイヤルで行うようになっているが、これもすでに調整済みだった。
ただし本体の台の上には、すでに布の切れ端が置いてあり、縫いかけの状態で入っているので、最初にこの布を取り外す必要がある。説明書きによると、出荷の段階で1点1点作動・縫製テストを行っているという。どうやら検品を終えたら、そのままの状態で梱包(こんぽう)しているようだ。布地は右手でハンドホイールを回して針を上の位置で止めて、布押さえプレートを持ち上げて布地を引き出せば取り出せる。
小型の割に意外と安定
セッティングの仕方や調整方法は、写真入りの説明書で詳しく解説されている。針の交換方法についても丁寧な説明書きがあるので、使用にあたって戸惑うことは少ないだろう。また、付属の糸巻き用ロングピンを使うと、市販の家庭用ミシン糸も使用可能だ。保証期間は1年間となっており、故障の際も安心である。
実際に使ってみたが、あらかじめ糸がセッティング済みなだけあって、非常にスムーズに使い始められた。ワタクシも裁縫はあまり得意なほうではないが、それでもまごつくことはなかったので、使い勝手は良いほうだと思う。パワーもぞうきんを縫う程度ならば申し分ない。なお、縫い返しの機能が付いていないので、返し縫いをする場合は布に針を刺したまま、布押さえプレートを上げて布を180度回転させる必要がある。これは正直面倒くさいが、値段が値段だけに仕方ないだろう。
本体が軽いので、縫いにくいかと心配だったが、いざ使ってみると意外と安定している。分厚いデニムなどを縫うには少し力不足かもしれないが、簡単な縫い物をするだけなら十分使える製品だと思う。なにしろ2000円代で買えるシロモノなので、試しに買ってみる価値は十分にある。ミシンの初心者はもちろん、サブ用の小型ミシンを探しているヘビーユーザーにもオススメしたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
7
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR