ねとらぼ
ひろゆき氏が著書で明かした、2ちゃんねる譲渡の真相
2ちゃんねる元管理人の西村博之(ひろゆき)氏が、このほど出版した著書「~僕が2ちゃんねるを捨てた理由~ネットビジネス現実論~」(扶桑社、777円)で、2ちゃんねる(2ch)をシンガポールの企業に譲渡した理由を明かしている。
ひろゆき氏は今年1月2日、ブログで2ちゃんねるを海外企業に譲渡したことを明かし、新春のネット界を仰天させた。譲渡の理由を問われても、「謎のままのが面白い」として語らず、ネット上では「管理に疲れたのでは」「訴訟対策では」といった憶測が流れていた。
著書によると、譲渡の最大の理由は、2chの運営に関して、ひろゆき氏のやることがなくなったこと。「やることといえば、2chのボランティアの人同士がもめたときなどに仲裁に入るぐらい。しかも、『メガネ板とコンタクト板を分けるべきか?』といったどうでもいい話でもめた時の仲裁に入るくらいだった」そうで、「それだけの仕事しかなかったのに、2chに関わっているのはどうなのか?」と感じたという。
また、「2chを手放したらどうなるかを見たい」と思ったことや、先行きが暗い日本で運営するべきではないと考えたこと、ひろゆき氏が個人で持っていた2chの営業権と、ひろゆき氏が設立した米国企業が持つ2chドメインの所有権を、1つの会社にまとめようと思ったこと――などを理由に挙げている。
訴訟対策では、という憶測もあったが、ひろゆき氏はもともと、2ch関連の裁判にほとんど出廷していないこともあり、「裁判と譲渡はあまり関係ない」という。
同書ではこのほか、Web 2.0の意味や、青少年向けコンテンツフィルタリングについての意見、ネットとテレビ、広告についての考えなどを披露。“T部長”こと日本テレビ放送網の土屋敏男さんとの対談も収録している。
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