Windows 7の価格はなぜややこしいのだろうか(1/2 ページ)
Microsoftがまたやってくれた。
同社は先日、10月22日に発売予定のWindows 7のさらなる詳細を発表した。実にMicrosoft的なやり方で、店頭で同OSを購入する消費者を混乱させかねない価格体系を発表したのだ。
驚くようなことではないはずだ。Microsoftは今、Windows Vistaのエディションを4つ提供している。Home Basic、Home Premium、Business、Ultimateの4つだ。価格はそれぞれ199.95ドル、259.95ドル、299.95ドル、319.95ドル。もちろん、Microsoftはこのようなエディション別の価格設定は消費者を混乱させるためのものではなく、同社が各エディションの機能に見合った対価を得られるようにするためだと主張している。
ある段階では、これはある程度理にかなっている。OSのエディションが増えるほど、エディション間の違いも増え、異なる価格を設定する必要性は高くなる。だが、店頭でOSを買う人が皆、下調べをしてから買いに行くわけではない。一番困るのは、購入する場所によっては、店員が頼りにならないかもしれないということだ。だから顧客は、Vistaの4種類のエディションのさまざまな違いを考慮する際に、どのバージョンが自分に最適なのかを名前と価格から推測することになる。
このような状況はMicrosoftにとって都合がいいに違いない。Windows 7の価格発表で、同社は消費者をさらに混乱させた。同社はWindows Vistaで4つのエディションを提供していたが、今回はWindows 7のエディションを3つ提供すると発表した。素晴らしい。だが、市場の混乱を抑える効果は大してなかった。
Windows 7 Home Premiumはアップグレード版が120ドル、通常版が200ドル。Professionalエディションは、アップグレード版が200ドル、通常版が300ドル。最後に、Microsoftが提供する中でベストなUltimateエディションは、アップグレード版が220ドルで、通常版が320ドルだ。Microsoftは、消費者が自分に合ったエディションを見つけるのが「これまでになく簡単」になったと主張している。だが、この価格体系を検討しなければならないほとんどの消費者と企業顧客からすれば、MicrosoftがVistaでやろうとしていたことと変わらないように見える。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
2
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
【復旧】auで通信障害 全国の5G SA契約者の一部で
-
7
KDDI、東日本エリアで一時通信障害 ドコモ・ソフトバンクに続き連日で発生
-
8
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
9
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR