レビュー
オリンパス・ペン第2弾「E-P2」の進化ポイントは?(1/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
外付け電子ビューファインダーに対応
今年7月に発売された「オリンパス・ペン E-P1」(レビュー)は、コンパクトなボディながらレンズ交換ができ、4/3型センサーによって一眼並みの高画質を実現したカメラとして、現在まで好調なセールスを記録中だ。クラシックカメラを思わせるデザインの魅力や、おしゃれなイメージを訴えるプロモーション戦略もヒットの要因だろう。
そんな中、同社マイクロフォーサーズ機の第2弾「オリンパス・ペン E-P2」が12月から登場となった。ボディの基本デザインは前作を踏襲し、カラーリングが異なるほかは外見上の変更点はあまり多くない。背面上部に「アクセサリーポート」を新搭載したことで、天面のホットシュー部分がやや盛り上がったが、突起部をのぞく本体サイズは変わらず、約335グラムの本体重量も同じだ。
さらにスペック表を見る限り、撮像センサーや画像エンジン、液晶モニター、ボディ内手ブレ補正、ダストリダクションなどの主要装備に違いは見られない。ISO6400の最高感度や秒間3コマの連写速度、HD対応の動画サイズなども継承し、内蔵ストロボ非搭載も変わらない。
最も大きな変更点は、オプション発売の電子ビューファインダー「VF-2」を装着可能になったこと。これをボディ上部にセットすることで、液晶モニターが見えにくくなるシーンでの視認性を高められるほか、ボディをしっかりと支えて撮ることが可能になる。VF-2の液晶パネルは、約144万ドットで視野率100%に対応。表示の精細感は高く、電子ビューファインダーとしては良好な見やすさといえる。
また同じくホットシューとアクセサリーポートには、オプションのマイクセット「SEMA-1」も装着できる。従来機は本体内蔵のステレオマイクのみの対応だったが、E-P2ではこのSEMA-1を利用することで動画の音声をよりクリアに録音可能になった。もちろんホットシューには、従来どおり外部ストロボを取り付けることもできる。
被写体を際立たせる新しい仕上がりモード
機能面の大きな進化といえるのは、アートフィルターの種類が豊富になったことだ。アートフィルターとは、E-P1やフォーサーズ機の「E-30」「E-620」などで好評を得ている特殊効果モードである。E-P1のポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、トイフォトの6種類に加え、E-P2では「ジオラマ」と「クロスプロセス」の2つを追加した。
「ジオラマ」は画像の上下をぼかし、彩度とコントラストを高める効果だ。引き気味の構図でとらえた風景をオモチャのように見せる、最近流行の技巧的な写真を押すだけで擬似的に表現できるほか、ボケを生かしたイメージカット用にも役立つだろう。いっぽう「クロスプロセス」は、ハイコントラストで緑を強調した仕上がりとなり、フィルム現像時に行う特殊処理の雰囲気を演出できる。
これらのアートフィルターは、現実の“再現”ではなく“表現”としての写真撮影を狙った機能であり、誰でも簡単に味わい深い写真が撮りやすい。多用すると飽きるのも早いが、ここぞというシーンでの小ワザとして活用するといい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
2
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
3
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
4
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
5
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
6
iPhone 18シリーズ発表、今年はPro・Pro Maxのみ なんと“無印”なし 価格は21万9800円から
-
7
「iPhone Duo」発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から
-
8
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
9
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
10
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR