名前の由来はブレードランナー? Google「Nexus One」の10のポイント(2/2 ページ)
4. SIMロックはどうなるのか
ブロガーはNexus OneがロックなしのGSMデバイスということに興奮しているが、Reutersは、T-Mobileが2年契約を結んだ顧客向けに同端末を割引価格で販売すると報じている。Googleから500ドルでもなんでも製品価値に見合う価格で購入する方法もあるだろう。前払いでロックフリー版を買うか、加入者が欲しくてたまらないT-Mobileを選ぶか、好きな方を取ればいい。それが米国の携帯ビジネスだ。
5. Googleが販売奨励金を出す?
それからAndroid and Meでは、GoogleがNexus Oneに販売奨励金付きを出し、199ドルと手ごろな価格になると伝えている。しかしこれには落とし穴があって、Googleアカウントが必要になる。つまり、Googleがお金を出して新しいモバイルユーザーを買うようなものだ。Google関係者は、ここ数四半期でモバイル検索が30%増えたと大騒ぎしている。Google携帯がこの数字をどれだけ増やすか想像してみてほしい。
6. 「Nexus Oneはコンシューマー向けではない」説
業界アナリストのジャック・ゴールド氏は、ほかとは大きく違う説を唱えている。「この数日広まっている憶測とは違って、この端末が一般の消費者に提供される可能性は極めて低い。ましてGoogleが直接エンドユーザーに販売するなんてあり得ない」。同氏は、Nexus Oneは数千人のGoogle社員と開発者向けのテスト機と考えている。「Googleがこの端末の道として選んだのはテストであって、顧客と競合する道ではない」。GoogleがMotorolaやSamsung、キャリア各社との関係を悪くすることはないというのが同氏の見方だ。
7. 大事なのは広告
スマートフォン市場でAppleのiPhoneが圧倒的優位に立っていることから、Googleはモバイル市場に本格的に食い込むために、Nexus Oneを販売奨励金付きで投入しなければならないと考えているのかもしれない――思い切ったやり方だ。Nexus One自体はそう重要ではなく、Googleがこの端末で見せるモバイル検索とモバイル広告が肝心なのだ。確かにGoogleはiPhoneで実行されるGoogle検索に広告を表示しているが、AppleがBingとのより条件のいい提携を求めてGoogleを捨てないとは言い切れない。
8. Googleに独自ハードが必要か?
Wall Street Journalは、Googleがモバイルで成功するために特別な独自の携帯電話は必要ないと考えており、このように述べている。「モバイルアプリはWebサイトに取って代わりつつある。アプリを探している人のための検索を提供する場ができ、モバイルでのWebサーフィンのやり方は変わるだろう。だが、Googleはコンピュータを設計することなくWeb検索の最大手になった。同社がモバイル検索を支配するために携帯電話を販売しなければならない理由が分からない」。Googleとその支持者が代替案を議論する可能性は考えざるを得ない。
9. サービスとしてのスマートフォン(SAAS)
もっと広く見れば、Googleは今の携帯電話市場を覆したいのだろう。携帯キャリアと流通市場を逆さまにして、ユーザーが――キャリア、番号、音声プラン、データプラン、オプションを選ぶ前に――携帯電話を探して購入する場になりたいのだとBusiness Insiderの記事には書かれている。同紙はこの購入プロセスがどんな仕組みになるかを説明している。これはマストな記事だ。Business Insiderが特定したビジネスモデルではあるが、eWEEKでは「サービスとしてのスマートフォン」と呼んでいる。
10. おまけ
Nexus Oneの長所から短所に至るまで、あらゆる憶測を見てみると、タイミングが少々おかしくないだろうか。なぜGoogleはNexus Oneを社員に配ってから、1月に一般に発売するのだろう。GoogleがNexus Oneを発売するまで数週間か1カ月で、どのくらいのテストができるだろうか。1月発売というのが全くの誤報でもない限り、煮詰め具合が足りないように思う。
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