GREEで「サカつく」や「リッジレーサー」も オープン化ゲーム第1弾公開
グリーは6月29日、外部企業がGREE向けソーシャルゲームを開発できる「GREE Platform」のゲーム第1弾を公開した。セガやスクウェア・エニックスなど大手ディベロッパーを含む約30社が参加。メジャータイトルを含む約40種類を用意した。
プラットフォームのオープン化ではmixi、モバゲータウンに遅れたGREEだが、大手メーカーのメジャータイトルを投入することで一気にユーザーを広げたい考えだ。
サッカーチーム育成シュミレーションゲーム「プロサッカークラブをつくろう!」のソーシャルゲーム版「サカツクG」、「ファイナルファンタジー」シリーズで人気のキャラ「チョコボ」を育てる育成ゲーム「チョコボとクリスタルの塔」(スクウェア・エニックス)、レースゲーム「リッジレーサー」のソーシャルゲーム版「リッジレーサー for G」(バンダイナムコゲームス)などをラインアップ。それぞれ現時点では他社プラットフォームにはないGREEオリジナルタイトルだ。
田中良和社長自ら、ゲームメーカーの幹部などにソーシャルゲームのメリットを説いて回り、ゲーム提供にこぎつけたという。「みんなが知っているメジャータイトルを投入することで、これまでソーシャルゲームを敬遠していた人にもやってみようと思ってもらい、ユーザーのすそ野を拡大できる」と、田中社長は期待する。
約半数がGREEオリジナル まずは厳選した少数精鋭で
mixiアプリモバイル版、モバゲーとも、スタート当初から約100種類のアプリを提供していたが、GREEはその半分以下に抑えている。「使い勝手などでユーザーを混乱させたり、がっかりさせたくない」と田中社長はその意図を説明。まずは質の高い少数精鋭を試してもらい、ソーシャルゲームに慣れてもらいたい考えだ。
「サンシャイン牧場」(Rekoo)、「ハッピーアクアリウム」(ドリコム)など、他社プラットフォームで人気のアプリもあるが、全ゲームのうち約半数は、他社にはないGREEオリジナル。メジャーゲームとオリジナルタイトルの力で、後発ながらユーザーをがっちりつかんでいきたい考えだ。
GREE Platform発表当初、「『SNSにゲームが増える』という狭い話ではない」などと語っていた田中社長だが、実際は、ゲームを投入するところからスタートした。
「ゲームは、ソーシャルプラットフォームを広げていく上で最も分かりやすいコンテンツなので、まずはゲームを増やしていく。だがゲームだけのプラットフォームにするつもりはなく、ゲーム以外のアプリ提供会社とも話している。近いうちに発表できると思う」
「1億人に使われるサービスに」 社員全員にiPadを配布 iPhone購入補助も
GREEのユーザー数は3月末時点で1843万人。近く世界に進出し、「日本で3000~4000万人、世界で1億ユーザーを目指す」のが次の目標だ。「1億人に使われている日本のサービスはないのではないか」
世界進出の具体的な予定は「まだ発表できる段階にない」が、まず第1歩として、社員全員にiPadを配布することに決めたほか、iPhoneやAndroid端末などスマートフォンを購入する際、購入額の9割を補助する制度も始めた。
「これから世界で一番使われるプラットフォームは、iPadやスマートフォンのような携帯型端末だろう」という考えがその背景にある。「PCがなくなるとは思わないが、コンピューティングに占める割合は低下していくだろう。3~5年、10年スパンで新しい世界に変わっていということを前提に考え、Appleのように世の中を変える会社になりたい」
GREEのスマートフォン版も「近日公開する」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
2
SBI証券のFXで“誤ロスカット” 再委託先IIJが作業ミス、システムでも検知できず 779口座が対象
-
3
「Google Play」、AI Studioで作った自作アプリを自分の端末で実行可能に AIでゲームを探す機能も
-
4
化粧品販売「アエナ」約81万人分の個人情報流出か 氏名やクレカ下4ケタ・有効期限など
-
5
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
6
Google、待望の新AIモデル「Gemini 4 Argon」一般提供を開始 推論の継続力を強化 一部ベンチでトップに
-
7
ブックオフ漏えい、退会者21万人も対象 個人情報638万人分の外部送信を確認
-
8
キャッシュレスサービス「IDARE」、約13万人の個人情報漏えい 残高や取引履歴なども
-
9
Apple、「Welcome home」イベントで発表されたことまとめ 日本でも2製品予約開始
-
10
米Getty Imagesが破産申請へ AI画像の台頭で経営悪化、「報道写真」軸に年内の再建目指す
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR