レビュー
「DSC-WX5」のちょっといいトコ、見てみたい(1/2 ページ)
ソニー“サイバーショット”「DSC-WX5」は、裏面照射型CMOSセンサーを搭載した同社第一号機「DSC-WX1」の後継となるモデル。フラットボディの「DSC-TX9」とは兄弟機の関係にあり、DSC-TX9がカード型のフォルムを強調しているのに対して、よりカメラっぽいコンサバな外観が特徴だ。
基本機能はDSC-TX9とほぼ共通なので、概要はコチラ(→レビュー:カメラ任せで最適な写真――サイバーショット「DSC-TX9」)を参照して頂くことにして、本稿ではWX5の概略と、WX5/TX9に共通する特徴的な撮影機能を紹介しよう。
WX5の外観はひと言で言えば「スタンダード」。TX9のような特別な薄さはないが、四方はよりコンパクトで手のひらにすっぽりと収まる。上面には電源、ズームレバーと一体化したシャッターボタン、連写ボタンが、背面にはシーンセレクトダイヤルや動画ボタン、十字キー、メニューボタンなどが用意される。ごくごく一般的なボタンレウアウトといえるだろう。
レンズはF2.4-5.9の35ミリ換算24~120ミリ光学5倍ズームレンズ。DSC-TX9はF3.5-4.6の35ミリ換算25~100ミリ光学4倍ズームレンズなので、数値だけを並べれば、WX5のほうがズーム倍率が高く、ワイド端が明るく、やや有利といった感じ。最近ではコンパクトデジカメで5倍ズームは一般的なので、特筆に値するスペックとは言えないが、5倍あるとかなり寄れる。
背面のモードダイヤルには、「プログラムオート」「スイングパノラマ」「動画」「3D」「シーンセレクト」「背景ぼかし」「おまかせオート」「プレミアムおまかせオート」の各項目が用意されている。ダイヤル上に絞り優先やシャッター優先がないあたりに、本製品の性格がよく表されている。
WX5/TX9で新たに搭載されたのは、「プレミアムおまかせオート」と「背景ぼかし」。前者はこれまでのオート撮影「おまかせオート」に、「手持ち夜景」「人物ブレ軽減」「HDR」などという連写/カメラ内合成機能を複合させたもので、シーンに応じてカメラがさまざまな処理をしてくれる。
ちなみに連写と合成処理を行うので、多の撮影モードに比べてシャッターを切るテンポは落ちる。どれくらい待つかは、どの処理を行うかにも左右されるのだが(手持ち夜景やブレ軽減では6枚連写と合成だが、HDRは2枚連写と合成なので、処理時間は後者の方が短い)、長くて2~3秒といったところか。
TX9のレビューでも言及されているが、「プレミアムおまかせオート」と「おまかせオート」では、プレミアムおまかせオートのほうがよい結果が得られることが多かったので、個人的には常時プレミアムおまかせオートでも構わないと思う。ただ、撮影タイムラグが気になるなるひとは、普段はおまかせオート、夜景や夜の室内、逆光時などにはプレミアムおまかせオートと使い分けていくのがいいかもしれない。
プレミアムおまかせオートは最大で6枚を連写して合成する(フラッシュ撮影時は合成なし、HDR時は2枚連写と合成)のだが、高速で移動する被写体を上手に合成できるだろうか。気になって自動車やホームへ入線する電車を撮影してみたところ、ほぼ問題なかった。おまかせオートでも被写体ブレするような被写体は、同様にブレてしまったが、合成に伴う不自然さは感じられなかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR