Microsoft、150億ドルでFacebook買収を提案していた
Microsoftは150億ドルでFacebookを買収しようとし、(Facebook創設者の)マーク・ザッカーバーグ氏はそれを断ったようだ。
「われわれはFacebookを買収しようとした」とMicrosoftのコーポレート戦略・買収担当上級ディレクター、フリッツ・ランマン氏は12月9日にLe Web '10カンファレンスで(TechCrunchが報じたように)語った。「当時、FacebookはMicrosoftと多くの類似点があった」
デビッド・カークパトリック氏著の「The Facebook Effect」によると、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOはパロアルトにザッカーバーグ氏を訪ね、150億ドルの買収案を提示した。だがザッカーバーグ氏は自身のプロジェクトを自分で管理したかった。それは中規模の国を買えるだけの金額と比べ、どのくらいの価値があるのだろうか。
しかしMicrosoftは2億4000万ドルもの金額をFacebookに投資した。同社の1.6%の株式に相当する額だ。両社は過去数カ月の間に、多数の取り組みで協業している。
MicrosoftとFacebookは10月に、BingとFacebookの検索結果からアクセスできる新たなソーシャル機能について、提携強化を発表した。その1つ「Liked Results」は、Facebook上の友人が「いいね!」をクリックしたWebサイトとリンクを表示する。「Facebook Profile Search」では、ユーザーのFacebookのコネクションを使って、より関連性の高い検索結果を表示する。
「リアルで堅固で持続性のあるソーシャルシグナルを提供するときだと思う」とMicrosoftのオンラインサービス部門上級副社長サトヤ・ナデラ氏は10月13日にBing Communityブログで述べていた。「Facebookは既にインターネットの変革を導いている。5億ユーザーに達し、毎日Facebook内で作成されるコンテンツの量は驚異的だ」
その後Microsoftは同社のオンラインアプリプラットフォームDocs.comを刷新し、FacebookユーザーがWord、Excel、PowerPoint文書を作成、共有できるようにした。PDF、全文検索、ユーザー生成テンプレート、ドラッグ&ドロップによるSilverlight文書のアップロードなどの新機能も含まれる。
もちろん、このようなFacebookとの協業で、Microsoftは巨大なブランドとユーザーを活用できる。これらは、同社がGoogleドキュメントなどのクラウドベースのプロダクティビティプラットフォームと戦う上で重要な要素だ。Facebookにとっては、Docs.comなどのプロジェクトでMicrosoftと協力することで、ユーザー向けの機能を新たな方法で拡大することができる。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR