18倍ズームを手のひらに ニコン「COOLPIX S9100」(3/3 ページ)
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本製品は35ミリ換算25~450ミリ相当の18倍という高倍率ズームレンズと裏面照射型CMOSセンサーの搭載によって、非常に汎用性の高い製品に仕上がっている。撮影に対する不満が多い夜景撮影に特化した撮影モードを複数用意し、かつモードダイヤルからスピーディに選択できるのも利便性を高めている。
高倍率ズームレンズ搭載機として、望遠撮影時のAFスピードを気にする向きもあるだろう。本製品はAF速度について「約0.16秒」をうたう(35ミリ換算25ミリ、被写体距離2メートル、明るさ10 LV、Class10 4GバイトSDHCメモリーカード使用時によるニコンによる測定値)だけにそれなりに快適であり、利用時、ストレスを感じる場面は少なかった。ただ、あくまでもコントラストAFを採用したコンパクトデジカメなので、デジタル一眼レフの位相差AFのような高速性を期待してはいけない。
撮影時に特殊効果を付加する「スペシャルエフェクト」や撮影後にカメラ内で適用できる5種類のフィルター、ペットが顔を向けると自動的にシャッターを切る「ペット自動シャッター」なども用意されており、いろいろ遊べるのも楽しい。課題を挙げるならば「オート指向の強いコンパクトデジカメ」としてはややボディサイズが大きめなことか。
18倍という高倍率ズームレンズを搭載した代償なのだが、気軽に胸ポケットとは言い難いサイズであることも確か。兄弟機として、機能的には同等ながら本製品よりやや小型(約104.0×59.2×29.9ミリ)で、レンズ倍率を10倍(35ミリ換算30~300ミリ)とした「COOLPIX S8100」も用意されているので、購入前には両モデルを手にとって比べることをおすすめしたい。
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