「Google WalletはAndroid限定サービスではない」――シュミット会長
米Googleのエリック・シュミット会長は5月31日(現地時間)、米Wall Street Journalが開催中の年次カンファレンス「D9 Conference」において、クーポンサービス「Google Offers Beta」を6月1日にスタートすることを明らかにした。まずオレゴン州ポートランドで提供を開始し、今夏にはニューヨークほか幾つかの地域に拡大するという。
Wall Street Journalのウォルト・モスバーグ氏、カーラ・スウィッシャー氏とともにステージに登場したシュミット氏は、約1時間半にわたって競合する3社(Apple、Microsoft、Facebook)やクラウド音楽サービス、Androidでのプライバシー問題などについての質問に答えた。「Music Beta by Google」に関しては、音楽業界との交渉が難航していることを認め、「Appleは交渉に成功したようだ」と語った(対談の動画はAllThingsDのページで視聴できる)。
対談の後半、5月27日に発表した「Google Wallet」のデモがGoogleのVP of Commerce、ステファニー・ティレニウス氏によって行われた。会場に設置された米衣料チェーンAmerican Eagleのポスターに印刷されたGoogle OffersのアイコンにGoogle Nexus Sをかざすとクーポンが読み込まれ、仮設レジでジーンズを購入する際にターミナルに端末をかざすと、このクーポンによって値引きされた。「このクーポンは何? Groupon?」と尋ねるスウィッシャー氏に対し、シュミット氏がGoogle Offersのクーポンであると答え、明日同サービスについての発表を行うと語った。
GoogleはGrouponと同様に、Google Offersを利用する小売店から料金を徴収せず、広告収入で運営する。また、Google WalletはAndroidでのみ使えるサービスなのかという質問に対し、ティレニウス氏が「現在利用できるのはAndroid端末のみだが、将来的にはほかのプラットフォームにも対応するだろう」と答え、シュミット氏も認めた。
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