トレンドマイクロ、ウイルスバスターの2012年版とAndroid版を発表
トレンドマイクロは8月25日、個人向けPC用統合セキュリティソフトの最新版「ウイルスバスター2012 クラウド」とAndroid用セキュリティソフト「ウイルスバスター モバイル for Android」のオンライン販売を同日午後5時から開始すると発表した。店頭の販売は9月2日から。
ウイルスバスター2012 クラウドは、2011年版と同様にファイルやWeb、メールの脅威を同社のデータベースをリアルタイムに参照して検出するクラウドベースの保護機能を特徴としている。各種セキュリティ機能の改善や性能の向上を図り、2011年版に比べてメモリ使用量を42%(ビジー時)、フルスキャン時間を48%それぞれ削減したという。
また、新機能では「SNSプロテクション」や「原因分析レポート」を搭載する。SNSプロテクションは、mixiやFacebook、Twitter、MySpaceでやり取りされるリンクの安全性を評価してユーザーに通知し、不正サイトなどに誘導されてしまうのを阻止する。原因分析レポートでは、例えば不正プログラムに感染した場合に、どのような経路で不正プログラムがコンピュータに侵入し、どのようなプロセスが実行されたのかといった状況を分析して、ユーザーにレポートで通知する。
ウイルスバスター モバイル for Androidは、現在提供中のβ版(9月末まで無償利用が可能)に、盗難・紛失対策機能を追加した製品版となる。この新機能では、端末が盗難や紛失に遭った場合にWebの地図上で所在場所を表示し、遠隔操作でロックやデータ消去、アラームの発信といった対応がとれる。
また、不正プログラム対策機能も強化し、Androidアプリの実行ファイル(apkファイル)だけでなく、不正プログラムの疑いがあるファイルもスキャンするようにした。Androidを狙う不正プログラムはAndroidアプリに不正に組み込まれる場合が多いが、同社によれば、実行形式以外の細工されたファイルを使って脆弱性を悪用する手口が見つかっているという。
対応OSは、ウイルスバスター2012 クラウドがWindows XP SP3/Vista SP2/7およびMac OS X 10.4~10.7、ウイルスバスター モバイル for AndroidがAndroid 2.2/2.3/3.0/3.1となる。同社オンラインショップでの販売価格は、ウイルスバスター2012 クラウドのパッケージ版が5980円、ダウンロード版が4980円(いずれも1年版)。パッケージ版で提供するウイルスバスター モバイル for Androidは2980円(利用期間1年)、ウイルスバスター2012 クラウドとウイルスバスター モバイル for Androidの同梱版が7980円。
同社のコンシューマー事業戦略について、取締役エグゼクティブバイスプレジデントの大三川彰彦氏は、「ユーザーが利用するサービスのインフラ、データ、デバイス、アプリケーションを最新のクラウド環境や技術を駆使して保護していく」と語っている。
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