デジタルフィルターでひと味違う写真を手軽に楽しむ
「デジタルフィルター」 6機種の効果をチェックする(2/2 ページ)
カシオ “EXILIM”「EX-ZR100」
EX-ZR100は、高速連写と高速処理を利用したデジタルフィルターのHDRアートが特徴的です。HDRアート撮影時の効果設定は3段階となっていて、レベル3が一番効果が強く、発色を含め非常に独特な写りとなります。このHDRアートは、輝度差が激しい逆光時や屋内の手持ち撮影に効果的を発揮するので、効果を調節することでアート的な用途以外としても使えます。
レベル1は、彩度が若干上がり、陰になっていたディテールが見える程度の弱めの実用的な設定です。レベル2、3は一目でHDR写真と分かるような個性が出ています。HDRアートの面白いところは、明るいシーン・暗いシーンすべてが同じ調子で写るので、毎日更新するブログなどで使用すると、写真を挿絵的な雰囲気で見せることができます。
パナソニック “LUMIX”「DMC-FX77」
DMC-FX77には、従来機種でもお馴染みのデジタルフィルターが、「マイカラー」に搭載されています。搭載されているデジタルフィルターには、ポップ、レトロ、ピュア、モノクローム、ハイダイナミック、シルエット、ピンホール、サンドブラストの8つがあります。このほか、美肌効果やメイク効果を撮影後に使用できるビューティーレタッチ機能も搭載されています。
それぞれの効果を見ていくと、レトロ、シルエット、ピンホール、サンドブラストにインパクトを感じます。順光であるこのシチュエーションでは、シルエットの本来の効果は得られていませんが、富士フイルム「Velvia」のようなコントラストと彩度の高い、強いイメージを受ける効果となりました。
極端に彩度が高くなるポップ系は原色系のみの被写体、及びそれらが強調される構図に対して行った方が効果的です。このシチュエーションで、青空などを単純に「綺麗」な色で撮影したい場合は、ポップ系ではなく風景モードを使用した方が良いでしょう。
キヤノン 「IXY 32S」
IXY 32Sのデジタルフィルターは、ポートレートやビーチ、打ち上げ花火などと同じシーンモードの中に収められています。その中から今回は、魚眼風、ジオラマ風、トイカメラ風、モノクロ、極彩色、オールドポスター、ワンポイントカラー、スイッチカラーの8種類をピックアップしてみました。IXY 32Sは、スイッチカラーやジオラマ風の設定や範囲指定などをタッチ操作で行えるので使いやすいと感じた1台です。
個性が強いデジタルフィルターが多く、向き不向きが強くなる傾向があります。特筆すべきは、オールマイティーに使えるトイカメラ風で、雰囲気や仕上がりは、トップクラスではないでしょうか。
作例のスイッチカラーは空の青を選択した後、手持ちの紙袋に印刷されていた赤い部分をレンズの前に持って行き、赤の色味を取得してみました。アイディアと使いこなし次第では、面白い効果が生まれる可能性がありそうです。
6機種のデジタルフィルター効果をチェックしてみましたが、いかがでしたでしょうか。同じような効果が得られるものや、どのような使い方をすれば良いのか一工夫が必要となる効果、その逆にオールマイティーに使える効果などがあることが分かりました。
次回は、これらのデジタルフィルターの効果的な使い方、変わった使い方を探ってみたいと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR