Twitterの普及には口コミとテレビが貢献――MIT研究者らが発表
Twitterの普及には、口コミとニュースメディアが大きな役割を果たした――。米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが12月21日(現地時間)、米国におけるTwitterの普及に関する研究成果を発表した。
この研究では、2006~2007年の公開ツイートデータと検索キーワード分析ツール「Google Insights for Search」を利用し、Twitterユーザーが多い408の都市でのユーザーの増加とGoogle Newsで検索されたニュースを時系列に分析した。
YouTubeで公開された約18秒の動画(この動画自体は6月に公開された)では、2006年3月~2009年8月に、408の米国の都市で230万人がTwitterに加入する様子が視覚的に分かる。青い丸が各都市でのTwitterユーザー数を表し、ユーザー数が13.5%(アーリーアダプター)を超え、クリティカルマスに達した都市は赤い丸で表示される。画面の左から右に成長する白い線は、米国全体での週当たりの新規ユーザー数を表す。
この動画からは、初期の段階ではサンフランシスコやボストンなど、テクノロジーに詳しい若者が多い都市でユーザー数が増加し、次の段階では、それらの都市の周辺都市でもユーザーが増加することから、直接会っての情報交換でサービスが広がっていることが分かる。
だが、急激なユーザー数の増加には、テレビなど旧来のニュースメディアの影響が大きいことが、Twitterユーザー数の推移とGoogle Insights for Searchのデータを照らし合わせることで明らかになったという。
例えば、2009年4月15日に俳優のアシュトン・カッチャーがCNNの人気テレビ番組でTwitterのフォロワーを1万人獲得すると宣言した直後や、人気テレビ司会者のオプラ・ウィンフリーが初めてツイートした4月17日にユーザー数が急増している。
この研究結果をまとめた論文は、近いうちにオープンアクセスなオンライン雑誌PLoS ONEに掲載される見込みだ。
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