野村ケンジの「ぶらんにゅ~AV Review」
Androidスマホがマルチリモコンに! ロジテック「LAN-IRU01」(2/2 ページ)
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続いて専用アプリ「ロジリモ」を起動、初回の起動時やペアリングしている機器が複数ある場合は「Bluetooth設定」でデバイスの検索と「LAN-IRU01」のチョイスを行う必要があるが、あとは「設定」メニュー内に用意されているテレビ/HDDレコーダーのメーカーリストから、自分の使用機器を選び出せばすぐに使い始められる。なお、登録は5台まで行え、操作機器の切り替えも簡単に行うことができる。
アプリのリモコン、いわゆるコントロール画面は、電源オンオフやチャンネル/ボリューム調整が行えるメイン画面のほかに、再生や録音ボタンが並ぶもの、数字ボタンが並ぶもの、十字キー+決定ボタンや4色カラーボタンなどが並ぶものなど、計6画面が用意されている。単なるマルチリモコンというよりは、フルリモコンをソフトウェア化したものといえる充実した内容だ。またそれらはフリック操作でサクサク画面が切り替えられるので、扱いもなかなかに良好。左右でコントロール画面が切り替わるほか、上下で機器も切り替えることができる。
実際に、パナソニック製の液晶テレビ「TH-L42G3」とBlu-ray Discレコーダー「DMR-BW200」という、新旧織り交ぜた製品でテストを行ってみたが、どちらもスムーズな操作が行えた。なかでも「DMR-BW200」では、リアルなリモコンでは複数回押しだった放送波切り替えが専用ボタンになるなど、かえって扱いやすくなっている部分もあった。
なお、現時点の対応メーカーは、上記のパナソニックに加え、シャープ、ソニー、東芝の4社で、対応機器はテレビとHDD/BDレコーダーとなっている。ロジテックでは、メーカー/機器ともに拡張していくと話しているため、対応機器を持っていない人も期待しよう。
電源ボタンの位置
このように、「LAN-IRU01」は、デジタル家電が多くなったイマドキの家庭事情には、整合性の高い、使い勝手の良い製品となっている。「リモコンはどこに置いたんだろう?」「テレビのリモコンてどれ?」と探したり持ち替えたりせず操作できるのは、なかなかにスマートだ。
1つだけ苦言を呈させてもらうならば、電源ボタンの設置場所をもう少し工夫してほしかったように思う。バッテリー自身は30日ほど持つし、充電式のバッテリーを利用すればエコな使い方もできるが、その電池寿命を実現するためだろう、LAN-IRU01の電源は2時間でオートオフされる仕様になっている。
このため、再び使いたい時には必ずといっていいほど電源ボタンを押す必要がある。使うたびにいちいち本体を裏返してボタンを押す、という作業が必要となるのは少々スマートさに欠けるだろう。もっとスムーズに使い始められるオートスタートの手段か、せめてサイドが上部にボタンを配置してほしいところ。このあたりは、次世代製品への課題としてほしい。
それはともかく、スマートフォンの拡張機能として「AV機器のリモコンとして使える」ことはとても便利であることは確かだ。しかも複数のメーカーの製品で汎用的に使えるのは、ありがたいかぎり。なかなかに使える製品だ。
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