有効3630万画素のフルサイズ機――ニコン「D800」インプレッション(2/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
HDRモードや微速度撮影機能を搭載
各種の操作ボタンについて、基本部分は変わらないが、いくつかの変更点が見られる。まずライブビューは、従来はレリーズモードダイヤルからの選択だったが、D800では背面の専用ボタンによって素早く起動可能になった。従来はレバー操作だったフォーカスモードは、ボタン+コマンドダイヤルの操作に変更された。また、AEブラケティングやピクチャーコントロールについても、それぞれ専用ボタンでの呼び出しが可能になった。
これらの変更によって下位モデルD7000とほぼ共通の操作系になったといえる。同社のミドルクラス以上の製品ユーザーなら、使用説明書を読まなくても基本操作はすぐに把握できるだろう。
新機能としては、露出が異なる2カットを合成して広階調の画像を生成する「HDR」モードや、一定間隔で連続撮影した静止画をつないで動画として記録する「微速度撮影」を搭載する。D700にはなかった動画モードは、最大で1920×1080/30pのフルHD記録に対応する。動画撮影時は、撮像範囲をFXとDXの2つのサイズから選択できるほか、背面モニタと外部モニタとの同時表示や、撮影中のインデックスマーキングなども可能になった。
AFは「アドバンストマルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュール」による51点AFシステムを採用する。51点のうち15点がクロスタイプのセンサーとなり、11点はレンズの絞り値がF8でも作動する。実際の使用では、多少薄暗いシーンでもきびきびと合焦し、動きのある被写体に対してもしっかりと追従するAF性能の高さを確認できた。
シャッター音は、かん高くやや大きめの音だ。従来機に比べても、レリーズ時の音とミラーショックは多少大きくなった印象を受ける。振動によるカメラブレには十分注意して撮影するようにしたい。
連写は、撮像範囲がFXフォーマットの場合で秒間約4コマ、DXフォーマットで秒間約5コマに対応する。オプションのマルチパワーバッテリーパック「MB-D12」を装着した場合は、DXフォーマットで秒間約6コマ/秒も可能になる。連続撮影可能コマ数は、RAWモードで約16~25コマ(RAWのビット数や圧縮、使用カードによって異なる)。AFやシャッターのレスポンスが軽快なので、ついつい撮影枚数が増えがちだが、バッファメモリがいっぱいになると書き込みにはそれなりに待たされる。RAWを多用するなら、できるだけ高速な記録メディアを用意したい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
GMO、攻撃者による情報公開を確認 顧客データ含むか調査中 追加の見舞金も検討
-
7
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
8
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
9
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
10
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR