Facebookが警察に提供した殺人容疑者の個人データが明るみに
米Facebookが2009年4月に要請を受けて警察当局に提出したある殺人容疑者の個人データを、米メディアのBoston Phoenixが4月6日(現地時間)、公開した。
Facebookは、法執行機関による有効な要請があった場合、ユーザーのコンテンツを提出するとヘルプセンターでも明示しているが、どのような情報が警察の手にわたるのかは公表されていない。
2009年4月15日付でボストン市警察に提出された書類のオリジナルは紙に印刷されたもので、ボストン市警察が公開した。この71ページに上る書類をBoston PhoenixがPDFとして文書共有サービスのissuuにアップロードした。
この書類は、ボストン市警察がボストン医科大学の学生、フィリップ・マーコフ容疑者を殺人容疑で逮捕した際、警察からの召喚状を受けてFacebookが提出したもの。書類には、マーコフ容疑者本人のFacebookでの全プロフィール、投稿、動画、写真、「友達」リストが含まれる。Boston Phoenixは公開に当たって第三者の名前などは塗りつぶしているが、実際には警察に第三者の名前やFacebookアカウントも提供されたという。
この事件は、ボストン市内のホテルで女性が射殺されたというもので、逮捕のきっかけは公開された監視カメラの映像に寄せられた情報だったが、Facebookが提出した情報が調査に大きく貢献したという。マーコフ容疑者に前科はなかったが、家宅捜査の結果凶器とみられる拳銃などが見つかり、逮捕された。同容疑者は2010年8月、拘留中の刑務所内で自殺した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR