複数台あるとどうなるの?
異色のハードディスクレコーダー、「nasne」を徹底検証(前編)(2/6 ページ)
設置は容易だが、アンテナ接続のハンドリングには注意も
「nasne」は多くの機能をネットワークにゆだねたことから、背面の端子類も極めてシンプルだ。アンテナ入力と出力、LAN端子、USB端子のみを備えて、縦置き時の筐体(きょうたい)サイズは約43(幅)×189(奥行き)×136(高さ)ミリと極めてコンパクト。重量もわずか460グラムに抑えられてる。単純計算すると、すき間なく横に並べれば一般的なBDレコーダーの設置スペース(幅はおおむね430ミリ)に10台は詰め込めることになる。なお、USB端子は録画用のUSB外付けHDD専用だ。
物理的な設置作業は極めて簡単で、ACアダプターとアンテナケーブル、LANケーブルを接続するだけだ。アンテナは分配出力もあるため、nasneを2~3台併用する程度ならデイジーチェーン接続(数珠つなぎ)でも大丈夫だろう。
実際、今回は室内のアンテナ端子から2分配し、そこからS-5CFBのアンテナケーブルで10メートルほど引き回してさらに3分配、ここからS-4CFBの2メートルのアンテナケーブルで1台目のnasne、その分配出力を付属アンテナケーブルで2台目に接続したが、アンテナレベル的に問題はなかった。
付属品のLANケーブルは、長さ約1メートル。あまりフレキシブルなタイプではないので必要に応じて別途LANケーブルを準備した方が良いかもしれない。nasneは非常に軽いこともあってアンテナケーブルやLANケーブル側から力がかかると簡単に向きが変わってしまう。仮にもHDDが内蔵されているので、録画中に倒れたりすると致命傷になりかねないので気をつけよう。
また意外と取り回しに困ったのが、アンテナケーブルだ。テレビやレコーダーの多くは地上波とBS/CSが別系統の入力になっているが、本機は混合入力(1つのアンテナ端子で地上/BS/CSを受信する)。このため、部屋までアンテナ信号が混合で届いている場合には分波する手前で分配(もしくはnasneに真っ先に入力して分配出力を利用)することになるが、この場合は既存のテレビやレコーダーのアンテナレベルが低下してしまう。さりとてレコーダーの分配出力を利用するとなれば、混合器を別途用意しなければならない。いずれにせよ、設置前にきちんとアンテナケーブルの配線を考えておきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR