63万円から
今年は全部4K、JVCがD-ILAプロジェクター3機種を発表(1/2 ページ)
JVCケンウッドは10月11日、4Kおよび3D表示に対応したホームシアター向けプロジェクター3機種を発表した。“画素ずらし”の手法で4K表示を実現した「e-shift技術」と映像処理技術の「マルチピクセルコントロール」が進化。「昨年は4K表示を可能にした。今年は4Kによる映像表現が可能になった」(同社)。
| 型番 | DLA-X95R | DLA-X75R | DLA-X55R |
|---|---|---|---|
| カラー | 光沢ブラック | マットブラック、マットホワイト | |
| 価格 | 105万円 | 89万2500円 | 63万円 |
| 発売時期 | 11月下旬 | ||
3機種とも0.7型のD-ILA(Direct-Drive Image Light Amplifier)デバイスを3枚使用したプロジェクター。デバイス自体はフルHDながら、“画素ずらし”を可能にする「e-shiftテクノロジー」により、3840×2160ピクセルの4K解像度を実現している。各モデルの違いは、光学系と調整機能が中心で、最も廉価な「DLA-X55R」は昨年11月に登場したフルHDモデル「DLA-X30」の光学エンジンをベースにすることでコストを削減したという。「4Kプロジェクターといえば100万円超のイメージだったが、DLA-X55Rでは半値に近いレベルを実現できた」(同社)。
e-shift技術は、もともとJVCとNHKエンジニアリングサービスがスーパーハイビジョン(8K)用プロジェクターのために開発した画素ずらし技術。電気信号で屈折率を変化させ、斜め上に0.5画素分シフトすることで、縦・横の解像度を実質4倍にする。今回の新製品では、光学エンジンを見直して平面性と透過性が向上し、とくに映像周辺のフォーカス感が向上したという。また光学エンジン内の偏光を最適化し、3D表示の明るさを昨年モデル比で約120%と明るくした。名称も第2世代を示す「e-shift 2」に変わっている。
4Kアップスケールを含む映像処理技術「Multiple Pixel Control」では、画像成分の検出範囲を従来の6×6ピクセルから21×21ピクセルへと10倍以上に拡大。フレーム内で幅広い信号帯域を検出できるようになった。また検出した帯域を従来より細かく分割(2バンドから8バンドへ)して精度をアップ。これら検出結果に基づいて背景ボケやフォーカス感をダイナミックに制御することで、表現豊かな4K映像を生成するという。
「今までは高域成分のみを抜き出して映像処理していたが、それはつまり、ディティールの入っていない映像には効果が薄かったということ。今回は高周波から低周波まで8バンドに分割し、それぞれに処理を施す。細かい部分はより精細に、スキントーンはより滑らかに、デフォーカス(わざとぼかす)まで含めて美しく表現する」。
さらにユーザーの好みに細かい調整も可能だ。Multiple Pixel Controlの映像解析結果は、リモコンのボタン操作1つで表示できる。解析画面では、例えば青い部分は高域成分、黒は低域、赤がその中間という具合で、これを参照しながらスムージングなどの設定を調整できる仕組みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR