米Yahoo!決算、Alibaba株売却で純利益が約10倍に 広告事業も堅調
米Yahoo!が10月22日(現地時間)に発表した2012年第3四半期(7~9月期)決算は、売上高は前年同期比1%減の12億200万ドル、トラフィック獲得コスト(TAC)などを除く売上高は2%増の10億8900万ドル。中国Alibaba株の売り戻しで76億ドルを獲得したこともあり、純利益は約10.8倍の31億6000万ドル(1株当たり2ドル64セント、株式の売却益の影響を除いた非GAAPベースでは67%増の35セント)だった。主力事業である広告も堅調で、売上高と非GAAPベースの1株当たり純利益はアナリスト予測(10億8000万ドル/26セント)を上回った。
7月に同社CEOに就任したマリッサ・メイヤー氏は「検索およびディスプレイ広告の堅調さに勇気付けられた。われわれは、Yahoo!の長期的な成功に向けて重要な段階にある」と語った。
TACを除く検索広告の売上高は11%増の4億1000万ドル、ディスプレイ広告の売上高は横ばいの4億5000万ドルだった。アフィリエイトサイトの広告を含むその他の収入は10%減の2億2000万ドルとなった。
15日から産休明けでフルタイム勤務に復帰したメイヤーCEOは、初めて参加した業績発表後の電話会見の冒頭で、「検索、メール、広告、モバイルなどに長年取り組んできた私にとって、Yahoo!のCEOという仕事はぴったり(tailored for me)だ」と語った。また、同社の最優先事項はモバイル戦略の確立だとした。同氏はYahoo!のCEOに就任する直前まで、米Googleで13年にわたって検索や地域情報を手掛けた。
前回同様、今後の見通しについての発表は見送られた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
Google DeepMind、ワールドモデル「Genie 4」発表 音声や会話もリアルタイム生成、Geminiと連携
-
9
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR