Amazon決算、純利益は45%減だが利益率は改善
米Amazon.comが1月29日(現地時間)に発表した第4四半期(10~12月)決算は、売上高が前年同期比22%増の212億6800万ドル、純利益は45%減の9700万ドル(1株当たり21セント)だった。9月に発売したタブレット「Kindle Fire HD」が好調で、売上高は初めて200億ドルの大台に乗った。営業利益は56%増の4億500万ドル、営業利益率は1.9%だった。売上高・純利益ともにアナリスト予測(売上高が222億5000万ドル、1株当たり純利益が27セント)を下回ったが、営業利益は上回った。
事業別の売上高は、書籍や映画などのコンテンツを扱うメディア部門が8%増の65億1400万ドル、電化製品および雑貨部門(Kindle端末を含む)が28%増の139億3400万ドルだった。Amazon Web Services(AWS)を含むその他の部門は61%増の8億2000万ドルだった。
売上高を地域別でみると、北米地域の売上高が23%増の121億7500万ドル、欧米や日本などの米国外での売上高は21%増の90億9300万ドルだった。
通年では、売上高は27%増の610億9000万ドル、営業利益は22%減の6億7600万ドル、純損失は3900万ドル(1株当たり9セント)だった。2011年は6億3100万ドルの黒字だった。
今後の見通しについては、2013年第1四半期の売上高を前年同期比14~26%増の150億~166億ドル、営業利益(損失)を、2億8500万ドルの赤字から6500万ドルの黒字と予測した。
同社のジェフ・ベゾスCEOは発表文で「期待してきた事業内容の変遷が実現しつつある。電子書籍事業を立ち上げてから5年、同事業は数十億ドル規模になり、急成長している」と語った。同社はKindle端末の販売台数を公表しないが、Kindle Fire HDがAmazon上で最も売れた製品だという。
変更履歴:本文中、営業利益率が誤っておりました。お詫びして修正します。[2013/3/19 13:00]
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