“節電疲れ”も工夫次第? オリコンの意識調査
オリコンDDは、2010年から毎年行っている「節電・環境に関する意識・実態調査」の最新調査結果を発表した。これによると、「できる限り節電に協力したいと思う」は96.6%と依然高い数字だったが、一方で実際に節電を行っている/続けている人は約4割だった。
「節電を行っている」人の割合は、原発事故の直後である2011年5月に前年比10ポイント増となる51%に達した。しかし、1年後の2012年5月に行われた調査では44.4%まで下がり、今回(2012年2月末)は41.2%にとどまる。また、「震災直後よりも節電に対する意識が薄らいでいる?」という設問では、5割を超える人が「あてはまる/ややあてはまる」と回答しており、節電意識の低下傾向が見られるという。
理由としては「電力供給への不安がない」という意見とともに、「ストレスを感じてきた」「夏場はやはり苦しい」などの意見が多かった。一方、節電を続けている人に理由を尋ねたところ、「家庭の電気代節約のため」が62.6%を占めており、「電気料金が上昇傾向にある中、家計への負担を減らすことが継続のモチベーションになっている」(同社)。
具体的な節電方法としては、「使用していない電化製品のコンセントをこまめに抜く」(76.5%)、「エアコンをできる限り使用しない」(71.4%)といった方法が上位を占めた。ただし、3位と4位には「省エネ・節電家電を生活に取り入れる」(48.3%)、「消費電力の少ない夜に家事を行う」(18.2%)と、労力や我慢を必要とするものとは違った方法が挙げられたという。「4位は、一般には“ピークシフト”と呼ばれる節電方法であるが、そこには、労力や我慢を極力減らしながら、節電を続ける工夫が伺える」(同社)。
調査は、20代から60代の男女を対象に2月22日から27日にかけて行った。サンプル数は1000。
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