シャープ、スカパー!プレミアムチューナー内蔵の“AQUOSブルーレイ”「BD-SP1000」を発表
シャープは6月5日、スカパー!プレミアムチューナー内蔵のBlu-ray Discレコーダー「BD-SP1000」を発表した。6月29日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では9万円前後になる見込みだ。
地上/BS/CS110度のダブルチューナーを搭載したBDレコーダーをベースに、スカパー!プレミアムチューナーを追加したモデル。スカパー!プレミアムを含めて3番組の同時録画が可能だ。なお、スカパー!プレミアム番組のネットワーク録画にも対応しているため、スカパー!2番組の同時録画も可能だが、その場合は契約済みのCASカードが2枚必要になる。
シャープでは昨年3月にスカパー!HD(当時)チューナー内蔵の「BD-W1100」を発売したが、BD-SP1000では最新モデルがベースだけに多くの機能が追加されている。例えば、内蔵HDDが1Tバイトで、USB外付けHDDによる増設が可能という点は変わらないが、DLNA/DTCP-IPによるストリーム配信「ホームネットワーク機能」では、外付けHDD内の番組も再生できるようになった。
電子番組表も「G-Guide」に変わったため、番組ジャンルごとに色分け表示が行える。またカーソルをあてた番組については表示幅を2倍して情報量を増やすといった機能も追加された。いずれも通常モデルでは昨年から搭載されているが、「色分けなど番組表の使い勝手はスカパー!のような多チャンネル放送でより重要になるはず」(同社)。
「見どころポップアップサーチ」は、録画リストや録画番組の再生中にリモコンの「(ポップアップ)メニュー」ボタンを押すと、自動的におよそ5分または2分30秒間隔で番組の映像を切り出し、サムネイルのように並べる機能だ。番組の流れを素早く把握したり、見たいシーンを選んで頭出し再生するといった使い方ができる。通常モデルでは昨年の秋モデルから採用されている機能だ。
「リモート予約」は、外出先からスマートフォンで番組検索や録画予約が行えるというもの。録画予約の情報はシャープのサーバに保存され、それをレコーダーが1時間に数回チェックする仕組みだ。また専用アプリの「リモート予約」は、番組情報をネット経由で取得するため、テレビの番組表よりも詳細で写真も豊富だという。ただし、対象となる放送は地デジとBSデジタルのみでスカパー!プレミアムの番組はチェックできない。
このほか、音声でレコーダーの基本操作や検索キーワード入力が行える「ボイスリモコン」、任意のキーワードに番組ジャンルなどの情報を合わせることで精度を高めた自動録画機能、音声で操作を案内してくれる「音声ガイド」なども搭載。無線LANも標準で内蔵し、無線LAN環境のない場合でもスマートフォンなどとダイレクトに接続できる「Wi-Fiコネクト」もサポートした。
シャープでは、「BD-SP1000」をスカパー!プレミアムサービス向けの“専用機”と位置づけ、型番を含めて通常モデルと差別化する構え。スカパー!ユーザーにターゲットを絞って訴求し、年間3~4万台の販売を目指す。一方のスカパーJSATは、2014年5月31日に「スカパー!プレミアム」の標準画質放送(MPEG-2、SD画質)を終了するため、既存ユーザーに向けてHD放送対応チューナーを0円で提供するなど(DVRは9800円)、さまざまな移行特別施策を実施しているタイミング。新モデルの投入で移行の促進につなげたい考えだ。
「移行特別施策の1つに、家電量販店で販売している“プレミアムサービスチューナー内蔵Blu-ray Discレコーダー”を購入すると、1万円分の視聴料などを値引きするキャンペーンを実施している。新製品のBD-SP1000も対象になる」(スカパーJSATの福永康志氏)。
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