新しい構造を積極的に取り込んだカナル型イヤフォン、ラディウス「HP-NEFシリーズ」
ラディウスは12月16日、カナル型イヤフォンの新製品として、「HP-NEFシリーズ」3モデルを発表した。同社の「音へのこだわり」を詰め込んだという新シリーズ「Ne(new ear)」の第1弾。いずれもオープンプライスで12月下旬に発売する。
上位モデルの「HP-NEF31」は、「High-MFD」と呼ばれる新構造を採用したモデルだ。High-MFD構造は、13ミリ径ダイナミックドライバーの前方にマグネットを配置し、ボイスコイルから漏れる磁束をマグネットの反発磁力によって閉じこめることで、磁束密度を高め、感度と音質の向上を実現したというもの。感度は平均約4dB向上(同社比)し、音質面では「トランジェント(過渡)特性にすぐれた歯切れの良い音になった」(同社)。
また、ドライバーを支えるフレームをなくし、最大限に振動板を広くとる「リングレスダイアフラムボンディング方式」や、ドライバーユニットにヨークや通気口を設けて振動板の動きを阻害しにくい構造とした「プレシジョンアコースティックレジスター構造」を採用。さらにイヤーチップの形状を横に広げ、従来に比べて耳穴の奥でフィットすることで安定性と低域の音圧を向上させる「ディープマウントイヤーピース」、イヤーピースの装着位置を2段階で調節できる「アジャスタブルポート」などにより、音質と装着感の両面を向上させた。
再生周波数帯域は4~2万5000Hz、感度は105dB/mW、インピーダンスは18オーム。付属のイヤーピースは、XS、S、Mの3サイズで、ケーブルは約1.2メートルのY型となっている。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、シルバーの3色だ。
ミドルレンジの「HP-NEF21」は、High-MFD構造こそ持たないが、「リングレスダイアフラムボンディング方式」と「プレシジョンアコースティックレジスター構造」の10.4ミリ径ドライバーを搭載したモデル。「ディープマウントイヤーピース」と「アジャスタブルポート」も採用した。再生周波数帯域は7~2万4000Hzで、インピーダンスは18オーム、感度は98dB/mW。カラーは、ブラック、レッド、シルバーの3色となっている。
エントリーモデルの「HP-NEF11」は、通常の8.8ミリ径ダイナミックドライバーに「ディープマウントイヤーピース」や「アジャスタブルポート」などを組み合わせたモデル。再生周波数帯域は10~2万2000Hz。感度は98dB/mW、インピーダンスは18オームとなっている。カラーは、ブラック、レッド、ブルー、ホワイト、シルバーの5色だ。
なお、今回の3モデルは、同社のiOS用音楽プレーヤーアプリ「Ne AUDIO」(300円)に対応済み(12月10日アップデート)。組み合わせることで「イヤフォンの潜在能力をすべて引き出せる」(同社)としている。
- 「NE AUDIO」(iOS用)300円
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