Apple、子どものアプリ内購入問題でFTCと和解 3250万ドル支払いへ
米連邦取引委員会(FTC)は1月15日(現地時間)、未成年が保護者に無断でApp Storeでアプリ内購入してしまう問題で米Appleを訴えていた訴訟で和解が成立したと発表した。
FTCは、Appleがユーザーに対し、パスワードを入力すると15分間はアクセスが可能になり、子どもが勝手にアプリやゲームを使ってアイテムを購入できるようになることを事前に通知していなかったことがFTC法に違反すると申し立てていた。
この和解の下、Appleは子どもがアプリ内で無断で購入したとして払い戻しを求めるユーザーに全額を払い戻す。総額は最低でも3250万ドル(約34億円)になる見込みだ。
また、今後App Storeでのアプリ内課金を実施する際には、事前にユーザーから告知に基づく同意を得るよう請求方法を改善することが義務付けられた。この改善は3月末までに実施しなければならない。
この訴訟は、2011年2月、子どもが親が知らない間にApp Storeのゲームで高額の買い物をしてしまう問題を米Washington Postが報じたことを受けた調査で始まった。
App Storeに限らず、アプリストアで提供しているアプリやゲームには、アプリ本体は無料で、機能やゲームで使うアイテムなどを追加するためにアプリ内で購入するシステムのものが多数ある。Appleは2013年通年のApp Storeでの売上高が100億ドルを突破したと発表しており、“最も成功した製品”として紹介した「Candy Crush Saga」と「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」は、いずれもこうしたアプリ内課金で成り立っている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
4
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
7
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
10
OpenAI、最先端AI開発の減速を検討か アルトマンCEOが社員に説明と米報道
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR