詳報・遠隔操作事件・佐藤弁護士会見その3
iesysを作るくらいのC#スキルはあった 「取り調べ可視化されていればもっと早く解決したのではないか」(2/3 ページ)
遠隔操作ウイルス「iesys」を作ったのはオフィスのコンピュータだった。自宅のPCも一部使ったが、痕跡は残っていないという。C#だが「こっそり勉強していたといわれても仕方がないが、iesysを作るくらいの能力はあった」という。C#はWindowsで動くものなので、それで選んだという言い方をしていた。
報道陣:──裁判に対して危機感があったのか
そういう心配は最近彼はしたことがない。全部の証拠が開示された際、面会した時に、予想外に証拠が多いと若干のショックを受けていたようだが、無実なら突破口はある、1つ1つつぶしていくことをやろうとしていた。検察も決定的証拠はないと認め、裁判が進められていた。
この真犯人メールがなかった時にどうなったのかは分からない。片山さんは善戦していると思っていたと思う。
取り調べはそんなきついわけではない、話したことはきちんと(調書に)書いてもらっていると言っていた。ある人の取り調べがきつかったということは言っていたが、それ以外のことは全く言っていない。
天は見ていたということでしょう
報道陣:──最後がうかつだった。行動を確認されていた自覚は。
漫画みたいな話だが、この次はサドンデスだと言っていたのだが、彼は私たち以上に警戒していると思ってた。河川敷に下見に行った時に警戒しているが、誰もいない安全な場所だと思ったと。(それを見つけたのは)そこは捜査員の素晴らしい勘というか、そういうものだと思う。子どもっぽいというべきだろうが、母親のためにメール送って裁判をジ・エンドにしようと思ったにしては、どこかが抜けてますよね。
お母さんが最後まで彼を疑ってたのは事実だが、悪いことをしていたことを早く明らかにしたほうがいいと。つまり天は見ていたということでしょう。
保釈金(1000万円)は母の生活のための資金だったので気にしていました。没収されないようにするけれど、おそらく証拠隠滅は破格の行為なので、それで保釈金の召し上げがないというのは考えられないと、自首したのでもないからと。彼はそれはすごく悔いていました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
陸自が「イオンモール熊本」内部をドローン撮影 防衛省が映像公開
-
3
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
4
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
9
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
10
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR