「UTme!」規約改正 「著作権はユーザーに帰属」と明記、「デザイン返却しない」は削除
ユニクロは5月21日までに、オリジナルデザインのTシャツを作成できるアプリ「UTme!」(iOS/Android/PC)の利用規約を改正した。従来の規約では、「投稿したデータの著作権をすべて同社に無償で譲渡する」としていたが、この条項を削除し、「著作権はユーザーに帰属する」と明記。「ユーザーのデザインは返却しない」と定めていた条項は削除した。
UTme!は、ペイントやテキスト、写真を組み合わせてオリジナルデザインのTシャツをデザインし、1枚1990円(税別、送料別)で注文できるアプリで、19日に公開された。
当初の規約では、投稿データの著作権をすべて同社に無償で譲渡し、ユーザーは著作人格権を行使しないと定めていたが、「ユーザーが作ったオリジナルのデザインを、ユニクロが無断で量産して販売できてしまう」「自分のデザインをユニクロが勝手に改変して販売することを許す内容になっている」などと批判が起きていた。
改正された規約では、著作権を無償で同社に譲渡するとした条項と、ユーザーは著作人格権を行使しないとした条項を削除。「投稿データの著作権はユーザーに帰属します」「当社は、投稿データについて、本サービスの円滑な提供、当社システムの構築・改良・メンテナンス等に必要な範囲内で、変更その他の改変を行うことができるものとします」と定めた。
従来の規約で「登録ユーザーにお申し込みいただいたデザインは、本サービスのご利用例として当社ウェブサイト等でご紹介させていただく場合がございます」としていた条項には「投稿データの共有をご了承いただけた場合」と追記し、ユーザーの了承なしの紹介はしないと修正。「登録ユーザーにお申し込みいただいたデザインは、お返しいたしません」と定めていた条項は「誤解を招く恐れがある」として削除した。
規約の改正はアプリ内で告知。「多くのお客様からお問い合わせ、ご意見をいただき、至急社内で検討いたしました結果、より多くのお客様が安心して本サービスをご利用いただけるよう」改正したと説明している。改正後の規約はサービス開始時にさかのぼって適用されるとしている。
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