がっつり入るショルダータイプのカメラバッグ――Vanguard「The Heralder 38」を使ってみた(1/2 ページ)
カメラマンのみならず、撮影にしょっちゅう出かける写真好きは必ず、たくさんのカメラバッグを持っている。カメラバッグばかりは実際に買って使ってみないとわからない点が多数あるからだ。
自分に必要なバッグの条件や好みが分かるまで、ある程度バッグを買い換え続けることになるし、今日は機材を持っての移動が多いからなるべく軽くて背負えるものがいい、あるいは今日は撮影中の移動はないのでしっかりしたバッグで機材も容赦なく詰めこむ、というような感じで使い分けたりしはじめると、もう大変である。
かくしてカメラバッグと一口でいっても、機材の量やカメラと一緒に何を持ち歩くか、肩に掛けるか背中に背負うかなどなどで最適なものがまったく変わるのだ。今回は、大量の機材を軽快に持ち歩くというバッグ。ガードフォースジャパンが手がける、Vanguardブランドのカメラバッグ「The Heralder 38」(へラルダー38)を紹介したい。
ショルダータイプとしてはかなりでかく、一眼レフを使う人ならバッテリーグリップ付で余裕。レンズをつけたボディ2台と交換レンズ数本くらいは余裕で入る。
それでいてバッグは軽い。バッグを提げたまま移動し、必要な時にさっとカメラを取り出して撮る、という機動力重視の設計だ。
機材を突っ込んでみる
バッグ自体は1000Dポリエステルの「巨大なショルダーバッグ」という感じ。太った猫の1匹くらい余裕で入る(入れてないけど)。
フロントのフラップを開けると、大きく斜めに開口する。
全開にしちゃえば中が非常に見やすくてよい。
カメラバッグではあるが、カメラ用の収納ボックスとその奥にあるノートPC用ボックスはマジックテープで止められているだけで着脱可能。カメラ用ボックスを外してでかいショルダーとして使ってもいいし(まあそういう使い方はあまりしないだろうけど)、ノートPCを持ち歩かないならそっちを外してもいい(こっちの使い方はありか)。
収納ボックスが独立しているので、ボックスとバッグの隙間に書類を放り込めるのも実はうれしい点。取材に行くと、資料やらパンフレットやらをもらうことが多く、カメラバッグによっては収納場所に困ることがあるし、小さなレフ板ならこのスペースに押し込めちゃう。何気に大事である。
ノートPCは15インチクラスまで。幅は38センチ、厚さは3センチくらいなら余裕でいける。バッグが大きい分余裕がある。
肝心のカメラ用収納ボックスは、矩形ではなく、中央部が少し膨らんでおり、両端の奥行きは10センチだが、中央部は18センチくらいある。中央あたりなら横向きにさくっとカメラを入れられる。
深さは約25センチ。多少上に飛び出てもいいならもうちょっといける。300mm F2.8(いわゆるサンニッパ)の長さが25~27cmくらいなので、そこまでならすぽっとおさまる深さだ。
まあだいたい、フルサイズ一眼レフのボディに、24-70mm、70-200mm、12-24mmのいわゆる大三元レンズ+外付けストロボを一緒に持っても余裕というレベル。さらに、あと1台ボディを入れる余裕もある。
収納ボックスの間仕切りはもちろん自在に位置を変えられる。レンズやカメラのみならず、モバイルバッテリーやらブロワーやらその他小物を仕切って入れられるのでよい。
小物収納用の小さなケースも付いてくるので、撮影用アクセサリー類はそこに入れて、収納ボックス内に突っ込んでくれということか。
前面のカバーを全開にすると、裏にメモリカード入れが4つある。カード入れにはSDカードの絵が描いてあるが、もちろんCFカードでもOK。左の2つは未使用カード、撮り終わったものは右のポケットにと使い分けてもよさげ。
アクセサリー用ポケットは非常にシンプルでペン差しと透明のポケット以外はざっくりと。この辺のさじ加減はよし。
用途が決まったポケットがたくさんあっても逆に使いづらいから、これくらいシンプルな方が自分の使い方に合わせられる。
バッグの側面に目をやると、片側に伸びやすい素材のポケットが1つ。けっこう伸びるので何をいれてもいいが、わたしはペットボトルを入れるのに使う。
反対側はポケットはないがベルトが付いていて、アクセサリーケースやポーチを外側にぶら下げることが可能だ。VanguardのICSシリーズなどを別途用意してもよい。
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