がっつり入るショルダータイプのカメラバッグ――Vanguard「The Heralder 38」を使ってみた(2/2 ページ)
ショルダーベルトの三点止めがうれしい
The Heralder 38はシリーズのショルダータイプの中で一番デカくて機材がたくさん入る。ここに収まらない機材の時は、車輪が付いたトロリーバッグタイプにした方が幸せかと思う。
機材が入った重いバッグをショルダーで持つ。ショルダーストラップの肩当て部分はストラップに固定されていて動くことはなく、長さをきちんと調節すれば実にフィットしてくれる。でもやはり肩から提げると(たすきがけにしたとしても)重量は片方にかかるし、腰によくない。
それを軽減するのが三点止め。たすき掛けにしたショルダーにもう1本補助のストラップをつけて3点で止めて、バッグを背中側に固定する。そうすると歩くときのバッグの揺れを抑えられるので歩き回ったときの負担は軽減する。この3点止め用ストラップも付属するのだ。
これはよい。
さらに長距離を歩くなら、別売りのハーネスを使って背負うことも可能だ。個人的に、重たいショルダーバッグを長く持ち歩くとすぐ腰にクルので、移動時は背負いたい感じである。
ショルダーバッグのよいところは使いたいときにすぐ機材を取り出せること。The Heralder 38はフラップを締めた状態でも、上部のクイックアクセス用ジッパーを開けばすぐに中のものが取り出せる。これは大事。フラップをフルオープンにするよりずっと早い。クイックアクセスジッパーには不用意に開かないようマグネットを使ったストッパーが付いている。
カメラだけをすぐ出したいときやレンズをさっと交換するだけの時はバッグを肩からかけたままクイックアクセスジッパーで、腰を落ち着けて撮るときはバッグを置いてフルオープンと使い分けるとよい。
三脚ケースとレインカバー
あと2つ大事な機能。
まず撮影に欠かせない三脚。一見シンプルなバッグだが、三脚ホルダーが内蔵されている。フロント部の下部に三脚アイコンがあるのでその中のカバーをずずっと引っ張り出せばOK。
ハンモック型の三脚ホルダーに三脚を置いてマジックテープで止め、両側を前面フラップの両側にある留め具にカチッとはめれば大丈夫。
今回は短めのトラベル三脚をつけてみたが、大きめ三脚でもしっかり止めておけば問題ない。
もう1つの大事な機能がレインカバー。このクラスのカメラバッグにはたいていレインカバーが付属するが、付属するだけじゃなくて、内蔵してる。付属するだけだと、めんどくさがって持って行かなかったらアウトだけど、内蔵していればいつでもすぐカバーをかけられる。
そんな感じで、The Heralder 38 は機動力重視かつ機材をたくさん持ち歩く人、あるいはカメラ機材に加えて書類やパソコン、その他荷物が多い人向けのショルダーカメラバッグである。
個人的にはメインフラップを開けなくてもアクセスできるポケットがあるとよかったなと思うけど、その分シンプルで軽くてよい。
で、さすがにこれはデカい、という人は一回り小さいThe Heralder 33と28がある。コンパクトな一眼レフや大きめミラーレス機で交換レンズもそんなに持って行かない人はこれで十分。13インチまでのノートPCも入る。28になるとタブレットとミラーレス一眼という感じだ。
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