ソニーの“山ラジオ”が進化――FM補完放送に対応した「ICF-R354M」発売
ソニーは5月21日、登山に適した名刺サイズのAM/FMラジオ「ICF-R354M」を発表した。「ICF-R100MT」で好評の「山エリアコール」機能を搭載したほか、FM補完放送にも対応する。
「山エリアコール」は、日本の山岳地域を約20エリアにわけ、AM放送局の周波数をプリセットしたもの。山の名前から受信しやすい放送局を簡単に選局できる。
ユーザーは、付属の「山エリア一覧カード」から自分が登る山を探し、それを含むエリアを番号で指定するだけ。後は本体上部にあるダイレクトボタンで選局し、聞きにくい場合は右側面にあるジョグレバーで受信しやすい中継局を選択すればいい。
「例えば北アルプス周辺でNHK第一放送を受信したいとき。従来通りに“中部エリア”を選ぶと88.2MHzの静岡局が設定されてしまい受信できない。しかし山エリアコールなら、北アルプスを含む“エリア12”を選ぶだけで、松本や長野、白馬といった送信所の周波数に合わせる」(ソニー)。
一方のFM補完放送は、AM(中波)ラジオ放送の難聴対策や災害対策を目的として、超短波(FM)を使ってAMラジオ局の番組を放送するというもの。使用する周波数帯はV-Low帯の一部(90.1M~95MHz帯)で、対応するFMチューナーが必要となる。ソニーではFMチューナー搭載のパーソナルオーディオ機器はすべて対応させる方針だ。
「ICF-R354M」では、高感度のAMチューナーに加え、FM補完放送をカバーするワイドバンドFMチューナーを搭載。本体内蔵のスピーカー(モノラル)もしくはイヤフォンで聴くことができる。ほかに目覚ましに使えるアラーム機能も備えた。バッテリーは単四形ニッケル水素充電池(付属)を使用する。
「ICF-R354M」は7月11日に発売。価格はオープンプライスで、店頭では1万円前後になる見込みだ。また専用充電クレードルを付属した「ICF-R354MK」(1万2500円前後)もラインアップしている。
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