葛西臨海水族園にクロマグロ77匹投入 群泳復活へ
東京都立葛西臨海水族園は6月22日、原因不明の大量死で残り1匹となっていたクロマグロの大水槽に77匹を追加したと発表した。今後バランスを取りながら数を増やす。元の展示規模に戻るのは1~2年後だという。
21日夕方、全長80~90センチ、体重10~13キロの1歳魚77匹を大水槽に放した。アクリルガラス面への衝突を防ぐため、水槽には目印となるテープを格子状に貼っている。約30年前に上野動物園がマグロ類の飼育試験をする際に試した方法で、マグロたちが水槽に慣れるまで数日間の予定だ。
大水槽では昨年11月時点で計159匹が泳いでいたが、12月からマグロ類の死亡が相次ぎ、クロマグロは3月時点で残り1匹に。原因は現在のところ明らかにはなっていない。飼育環境を見直し、5月に先行導入したハガツオ、スマなど、マグロと同じサバ科の魚には目立った病気や行動は確認されていないという。
同園のニュースリリースによると、「残っている大型のクロマグロ1尾を意識したのか、新しいマグロたちは最初はやや高速で泳ぎ、少しハラハラ」させられたものの、「しばらくすると水槽内は落ち着いた様子を見せ、小型のクロマグロたちは徐々に群れをつくって泳ぐように」なったという。「先輩マグロとも折り合いをつけ、お互いにうまく距離をとっているようで一安心」という。
クロマグロを安定的に展示するには年齢にばらつきがないことが必要になり、今後バランスを考慮しながら追加していく。以前のような全長120~150センチのマグロが泳ぐ水槽になるまでに1~2年かかるという。
Webサイトでは、マグロが神奈川県・三崎港から同園に運搬・移送され、水槽内を泳ぎまわるまでの様子を約3分間の動画で公開している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR