「クリエイターにしっかり対価を」――「東北ずん子」の2次創作グッズ、「公式販売」が可能に とらのあなと連携
東北復興支援キャラクター「東北ずん子」の2次創作イラスト入りグッズを「公式グッズ」として販売できる仕組みが始まった。クリエイターは、自ら描いた東北ずん子の2次創作イラストを「とらのあなWeb Site」に登録し、イラストを使ったグッズを制作。「ライセンスシール」を購入してグッズに貼り付ければ、許諾を得た公式グッズとして販売できる。
東北ずん子は、東北企業ならイラストを無償で商用利用できるキャラクターで、萌えキャラのデザインなどを手がけるSSS(東京都大田区)が展開。これまで、文房具やマグカップ、ずんだ餅、フィギュアなどの公式グッズが販売されてきた。
今回新たに、公式グッズの販売を一般クリエイターに開放した。クリエイターは、「とらのあなWeb Site」に東北ずん子の2次創作イラストを登録した上で、「ライセンスシール」(価格は100枚で税別4630円など)を購入。登録済みのイラスト入りグッズにライセンスシールを貼り付ければ、公式グッズとして販売でき、東北ずん子運営側がライセンス料を受け取る。
イラストデータ単体の販売も可能。クリエイターは販売額の67%を受け取れる。イラストデータ購入者は、SNSのアイコンや壁紙に設定するなどして楽しめるほか、著作権処理についてクリエイターと合意できれば、購入したイラスト入りのグッズを作り、ライセンスシールを貼り付けて公式グッズとして販売することも可能だ。
東北ずん子公式Twitterによると、「クリエイターさんにもしっかり対価を」と考えて企画したという。(1)ずん子の素材を作った人がその素材を正当な価格で販売できること、(2)素材を買った人が商用利用できること、(3)商品も作れるように小口のライセンスをしっかり提供すること――が狙いとしている。
とらのあなWeb Siteはまずイラストデータの販売に対応したが、今後3Dデータや、VOCALOIDを使った楽曲販売への対応も検討するという。
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