「&TOKYO」に「似ている」指摘ロゴの仏企業、「日仏友好のためロゴ変えるので支援を」と寄付金募集中
東京都が「東京ブランド推進キャンペーン」で発表したロゴマーク「&TOKYO」をめぐり、海外に似ているロゴがあるとネット上で指摘されていることに対し、舛添要一知事は10月13日の会見で、「(五輪)エンブレムとは全く違う」と問題はないとの見解を示した。一方、ロゴが似ているとされるフランスの眼鏡メーカーは「日仏友好のためロゴを変えます」として、変更費用の寄付を求めるページを公式サイトに公開している。
キャンペーンは、2020年東京オリンピック・パラリンピックとその後に向けて東京をブランド化していく狙い。「&TOKYO」は「●●&TOKYO」といった形で別のものと組み合わせ、東京の魅力をアピールすることを想定している。企画は博報堂の提案が選ばれ、クリエイティブディレクターはアートディレクターの永井一史さんが務めた。
これに対し、ネットではフランスの眼鏡メーカー「Plug&See」やニュージーランドの弁護士事務所のロゴに使われている「&」が似ていると指摘する声が上がっていた。
舛添知事は13日の会見で、「&」は記号であり、ありふれたもののため「著作権の対象にはならない」と改めて説明。「一生懸命探したのだろうと思うが、(&やTOKYOは)ごまんとある。もっと見つかってもいい、&の書き方はいろいろあっていいのだから」と述べ、「全く問題ない」との認識を示した。著作権では問題になりえず、商標登録も申請済みとして、法的にはクリアだと強調している。
ロゴ関連でかかった費用1億3000万円の内訳は、(1)ロゴマーク自体に500万円、(2)商標調査に2540万円、ポスターや映像などPRツールのデザイン経費に7000万円──などだという。
16日から、「&TOKYO」ロゴを公式サイトからダウンロードして、無料で利用できるようにする。舛添知事は米ニューヨークの「I LOVE NY」ロゴを例に挙げ、「何千億円になって返ってくる」と浸透に期待した。
一方、ロゴが似ているとされた、フランス・リヨンの眼鏡メーカーPlug&Seeは、公式サイト内に寄付金を求めるページを公開。ロゴが似ていると指摘されていることは海外報道で把握しているようで、「日仏友好のため、ロゴを変更するつもりです。新しいロゴを支援するための資金をお願いします!」と、クレジットカードから寄付できるページを公開している。東京進出も検討するという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
携帯各社、熊本の一部で通信障害 震度7の地震で 他社回線につながる「JAPANローミング」開始【追記】
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR