高性能USB-DACとネットワークプレイヤーが融合! ティアック「NT-503」の実力とは?(2/4 ページ)
外部オーディオ機器との接続については、フロントパネルにポータブルオーディオプレイヤーを接続するための同軸/光デジタル入力を装備した点はUD-503に同じ。こちら側からの入力はDSD 2.8MHz、リニアPCM 192kHZ/24bitまでの対応になる。本体背面にはアクティブスピーカーとの接続にも最適なRCAアナログオーディオ出力端子も備えた。
筐体の素材には強固なアルミシャーシを採用。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色をそろえ、フロントパネルも高級感のある上質な仕上げだ。UD-503は底面に3点支持のピンポイントフットを採用していたが、NT-503では通常の4点支持ベースに切り替わっている。
NT-503には、UD-503と同じ500ミリワット×2(32オーム負荷時)のハイパワーなヘッドフォンアンプが内蔵されている。フロントパネルに2系統の6.3ミリ標準(TRSフォン)端子を持つUD-503と違って、NT-503は標準端子を1系統備えるのみだが、ヘッドフォン出力時には本体に備える4基の強力なバッファー回路「TEAC HCLD」をパラレルで動かすことで、一般的なアンバランス出力と比べて格段に力強くヘッドフォンを駆動することができる点が特長だ。
アンプはAB級の動作を基本としているが、実用帯域ではほぼA級動作としたことでヘッドフォンリスニング時のピュアで原音に忠実な音楽再生にもつなげている。今回は筆者がリファレンスに使っているインピーダンス600オームのベイヤーダイナミック「T1 2nd Generation」との組み合わせ試聴も行っているので、後ほどインプレッションを報告したい。
ネットワーク再生はモバイルアプリによる操作に対応
続いてNT-503において最も注目すべきポイントであるネットワークオーディオプレイヤーの機能を詳しくみていこう。
NT-503はDLNA1.5に準拠しているオーディオプレイヤー(レンダラー)だ。本体背面にLANケーブルをつないでホームネットワークに接続。Wi-Fi接続には非対応だ。iOS/Android対応のコントロールアプリ「TEAC HR Remote」をスマホやタブレットにインストールすれば、サーバーとなるNASやPCに保存した音楽ファイルがリモート再生できるようになる。さらにネットワークを経由して、本体フロントパネルのUSB-A端子に接続したUSBメモリーなどに保存した音楽ファイルがモバイル端末から再生できるのも便利で使いやすい。
ネットワーク経由でのハイレゾ再生はDSDが5.6MHzまで、リニアPCMが192kHz/24bitまでになる。その上のDSD 11.2MHz、リニアPCM 384kHz/32bitのハイレゾ再生を狙うならPCとUSBケーブルで接続する必要がある。
アプリのインターフェースは素朴なデザインだが、操作はとてもシンプルで迷うことなく使いはじめることができた。アプリ起動後、トップの位置に表示されるセレクターからソースを選択したり、マイスマートフォンやDLNA、インターネットラジオなどストリーミングする音楽ソースを選ぶ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR