最強将棋ソフトは「Ponanza」に 新生「第1期電王戦」は来春、プロ棋士と対局
最強のコンピュータ将棋ソフトを決める「第3回将棋電王トーナメント」(主催:ドワンゴ、日本将棋連盟)が11月21~23日に開かれ「Ponanza」が優勝した。「電王」となったPonanzaは2016年春の「第1期電王戦」に出場し、プロ棋士と2番勝負を行う。
過去最多の29ソフトが出場し、3日間にわたり対局が行われた。大本命と呼び声高く、順当に決勝トーナメントに進出した「Ponanza」だが、決勝で2度目の出場となる「nozomi」に苦戦。逆転で優勝を勝ち取った。2位は「nozomi」、3位は「大樹の枝」(旧:Apery)、4位は「超やねうら王」、5位は「技巧」となった。
電王・Ponanzaは来春、ドワンゴが主催する新棋戦「叡王戦」の優勝者と対局する。郷田真隆九段と山崎隆之八段による決勝3番勝負は12月6日から行われる。
Ponanzaを開発する山本一成さんは「正直、ここまで追い詰められると思っていなかったので勝ててよかった。2年ぶりに『電王』の称号を得られてうれしい。課題はたくさん見えたが、何か1つ直せばいいというものではないのがコンピュータ将棋の難しいところ。『電王戦』はどちらの棋士と当たることになっても光栄なチャンス。やるからには勝ちたい」と意気込みを見せた。
叡王戦決勝3番勝負の日程、場所は以下の通り。
- 第1局:12月6日(日)国立科学博物館
- 第2局:12月13日(日)京都国立博物館
- 第3局:12月20日(日)陣屋
「第3回将棋電王トーナメント」会場の様子
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