Google、トラフィックの暗号化状況を透明性レポートに追加
米Googleは3月15日(現地時間)、透明性レポートにHTTPS化の取り組みに関する新たなセクションを追加したと発表した。Googleだけでなく、Web全体でのHTTPSの導入に関する情報がまとまっている。
HTTPSは、WebブラウザやアプリでWebサイトに安全に接続できるようにする仕組み。SSLやTLSによる暗号化を利用して接続の安全性を確保する。これにより、傍受や中間者攻撃、なりすましなどを防げる。Googleはサービス全体で100%の暗号化を目指しており、透明性レポートの新セクションではその進捗を報告する。
2016年2月末の段階で、Googleサービス全体(YouTubeを除く)の77%が暗号化された。サービス別では、GmailとGoogleドライブは100%HTTPS化されている。2014年1月から急激にHTTPS化されているのは広告サービスだ。
国別では、日本はHTTPS化の進む上位10カ国中3位(インドと同率)で82%だ。
同社は100%暗号化達成の障害になっているものとして、最新の暗号化技術に対応しない古いハード/ソフトの存在、一部の国や組織によるHTTPSトラフィックの遮断あるいは阻害、HTTPS導入に否定的な組織の存在などを挙げた。
新セクションでは、Google以外の人気Webサイトの暗号化対応状況についてもレポートしている。このレポートに紹介されているWebサイトへのトラフィックは、世界のWebサイトのトラフィックの約25%に当たるとしている。
初期設定で最新の暗号化に対応しているWebサイトとしては、例えばFacebook、LinkedIn、Netflix、PayPal、Twitterなどが紹介されている。HTTPSサイトとして機能しないWebサイトとしては、AWS、日本のYahoo!、Naver、楽天などが挙がっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
9
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR