セルシスの3Dモデル改変アプリ「IJIRO」がサービス停止 第三者がデータ無断使用の恐れ、批判相次ぐ
キャラクターやモーションなどの3Dデータを投稿すると、別のユーザーが“いじって”(改変して)遊べる――セルシスがそんな新サービス「IJIRO」を5月11日に公開したが、13日に全機能を停止した。3Dモデル制作者の許諾を得ず、他のユーザーがモデルを無断投稿する恐れがあるなど「クリエイターの皆さまに安心してお使いいただくための配慮や仕組みが欠けていたため」としている。
投稿された3Dデータを基に、他のユーザーが改変して別作品を作成・再投稿できるサービス。同社のソフトで作成したデータに限らず、Web上で公開しているMMDモデルの投稿も認めていた。
オープン直後から、MMDモデル制作者の許可を得ずに第三者がデータを無断で投稿し、他のユーザーが改変して2次配布する可能性がネット上で指摘され、非難が殺到。転用を懸念したモデラーの多くが、公開している3Dデータの利用規約を相次いで改め、「IJIROでの使用・アップロード禁止」などと追加する事態になっていた。
批判を受け、同社は「クリエイターの皆さまの活動を支援するべき立場の弊社が、認識不足から、このようなご迷惑やご心配をおかけする事態を招いてしまった」と謝罪。「安心して利用できる準備が整うまで、サービスを完全に停止する」としている。
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