人間のアンドロイドはバラして運ぶ 石黒教授のコピーロボット「ジェミノイド」、運び方が完全にホラーだった
ロボット工学者石黒浩教授の自身のコピーロボットとして有名な「ジェミノイドHI-4」。その運び方が、東京都港区で行われた「SoftBank World 2016」で公開された。
ジェミノイドHI-4といえば、身長180センチの石黒教授そっくりなロボット。石黒教授の代わりに海外で講演するなど、多忙なスケジュールに追われる教授をサポートするといった一面も持つ。ところが、その等身大の大きな身体をどのように運んでいるのかはあまり知られていない。どうしているのか?
実はこのロボット、身体が分解可能。上半身と下半身を切り離し、スーツケース2つに収まるのだという。頭部も取り外し可能で、こちらは手に持つ。非常にコンパクトに収まるため、飛行機の搭乗にも今では全く困らないという。
保安検査場では、手荷物となる頭をトレイに乗せX線検査を行う。「ジェミノイドは私の骨も再現しているため、金属でできた頭蓋骨がきれいに映る」(石黒教授)。
人間そっくりの頭部を抱えているため、さすがに一昔前までは止められたようだ。「拳銃を持っている人よりも生首を持っている人の方がはるかに怖い」と、石黒教授は話す。
こうして「ジェミノイドHI-4」は、若手研究員によってエコノミークラスで運ばれているそうだ。最近では、ジェミノイドによる講演後、分解をし見学会が開かれるのだとか。「人間だとこれができないのでアンドロイドの方が喜ばれる」(石黒教授)。
ちなみに、現在のモデルは4世代目。アンドロイドは約3年で皮膚が垂れてしまうため、3年おきに皮膚の張り替えを行っているという。
(太田智美)
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