バーチャル三波春夫「ハルオロイド・ミナミ」無料公開、なんでも歌ってくれる 「東京五輪音頭」もリメイク
「世界の国からこんにちは」「東京五輪音頭」で知られる、日本を代表する歌手・三波春夫(1923-2001)がバーチャルシンガー「ハルオロイド・ミナミ(HAL-O-ROID)」となった。エクシング、テイチクエンタテインメント、三波クリエイツが共同で開発し、10月20日に発表した。
15年前に亡くなった三波春夫の歌唱データを元に、名古屋工業大学による最新の「統計的パラメトリック音声合成技術」でモデル化。Windows用音声・歌唱合成ソフトCeVIO Creative Studio Sユーザーが無料で利用できるようにした。本人の朗々としたこぶし回しが手元で再現できる。10月20日から無料でダウンロード開始されている。
エクシングの「JOYSOUND MAX」「JOYSOUND f1」上の「うたスキ ミュージックポスト」では、3Dキャラのハルオロイド・ミナミが歌唱する「東京五輪音頭」「海の声」 の2曲を3DCGによるミュージックビデオとして配信。この2曲はiTunes Store、レコチョクで音楽配信されている。
生前の歌声を元にバーチャルシンガーにした例は、プロの歌手では植木等、hideのVOCALOIDが試みられ、楽曲も公開されているが、バーチャルシンガーの音源そのものを一般に利用できるようにしたのはハルオロイド・ミナミが初めて。
「オリジナルの歌のほうがいいのは当然ですが、もっと工夫してみよう、おもしろいものもつくってみよう、というのは、藝の道を歩む者の執念ですね」と、1992年、「HOUSE五輪音頭」について三波春夫は語っている。
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