重低音が足りない? よろしい、ならば「クラッシャー ワイヤレス」だ(2/2 ページ)
良い意味で普通になりました(外観のみ)
そんなクラッシャーですが、実はワイヤレス版が追加されます。Bluetooth 4.2対応の「Crusher Wireless」(クラッシャーワイヤレス)は、デザインが随分と大人しくなり、文字通り大人でも使えそうな雰囲気。とくにブラックはスカルマークもグレーになって控えめ。誰が装着していても普通のワイヤレスヘッドフォンにしか見えません。
内蔵のダイナミックドライバーは40mm径となり、合わせてクラッシャーユニットも新開発。反応する周波数帯を45~75Hzに広げ、揺れ方の強弱も幅が広がりました。例えるなら、クラッシャーはバスドラムにだけ反応するけど、クラッシャーワイヤレスはそれに加えてタムやギターのベースにも反応するといったイメージ。まあ、実際にはそんな単純ではありませんが、要するに振動する場面が増え、分かりやすく強弱がつくわけです。
さらに従来のクラッシャードライバーは左右にあっても同じ動き方をしていた(=モノラル)のですが、今回はステレオ化を実現。左右の音声信号に個別に反応します。オーディオ・ビジュアル的にいえば2.2ch仕様ですかね。
音質面では、特殊な低音を除けば意外と普通。低域が膨らんでドコドコ&ボワボワするのは本当に好き嫌いが分かれるところですが、従来機同様に調整できますし、音楽の重低音再生以外にも面白い使い方ができます。
例えばスマホで見る動画。クラッシャーワイヤレスなら、Youtubeのどうでもいい動画やいらないCMも無駄に大迫力で楽しめます。ゲームも同様で、「Pokemon Go」などは起動直後から一大スペクタクル。ポケストップを回すという行為が大冒険に変わります。まあ、すぐに慣れますけど。
一番気に入ったのは、huluやNetflixで映画や海外ドラマを見るときに使うこと。映像コンテンツなら常時激しく揺れるわけではありませんし、逆に盛り上がるシーンにはBGMやSEが入るため、クラッシャーワイヤレスが揺れて一緒に盛り上げてくれます。正直、音楽用として売るより、「映画向きの2.2chヘッドフォン」のほうが適しているんじゃないかと思えます。
クラッシャーやクラッシャーワイヤレスがヘッドフォンとしてイロモノであることは間違いありません。でも、突き抜けたイロモノはマニア以外の人の心にも響くもの。とりあえず面白い製品であることは間違いありません。
もう1つ重要なのは、やはり従来のクラッシャーに比べてデザインが普通になったこと。ブラックのほかにホワイトもあり、モバイル環境でも映画を楽しみたい人はもちろん、おっさんだけど重低音大好きという人でも安心して使えます。
クラッシャーワイヤレスの発売は4月7日。週末から店頭で展示が始まるらしいので、興味のある方は試聴してみてはいかがでしょうか。きっと震えますよ(文字通りの意味で)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
9
Discord、公開サーバの会話をGoogle検索などの対象に プライバシーへの懸念も
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR