「胸やパンストに顔を近づけて嗅ぐ」アダルトVR、開発者の“野望” 「VRでエロをしないといけない」(2/2 ページ)
「VRでエロをしないといけない」
今回のコラボは、イリュージョンから打診したという。同社VR企画開発部の大鶴尚之さんは「VRでエロをしないといけない」と熱く語る。「(イリュージョンは)長くPC向けのアダルトゲームを手掛けてきたが、業界全体が徐々に右肩下がり。もう一度、盛り上げるためには、新しい技術であるVRが必要」という。
「VRはさまざまなコンテンツがあるが、キャラクターとの相性がよい。それまでPCのディスプレイ越しに見ていた異性のキャラが、目の前にいる体験は影響が大きい」(大鶴さん)
「(一般的なVRは)視覚と聴覚の再現はできているが、五感をフルにハックしたい」と大鶴さん。触覚はハードルが高いと考え、匂いのデバイスを開発するVAQSOに注目したという。大鶴さんは、VAQSO VRを「実際に体験してみると、脳にダイレクトな刺激がきた。デバイスもコンパクトで、出来がよい」と評価する。
いつかは、この匂いとともに「手に持った感覚を再現したい」と大鶴さんは語る。「女の子の胸をもみながら、においを感じる。体に抱き着いて髪の毛の香りがすれば、安心感が得られるのではないか」。
ネット上では、VRカノジョは「現実に彼女を作らなくてもよい」「少子化につながるのでは」など、冗談まじりの感想も飛び交う。大鶴さんは「(VRカノジョをプレイすることで)逆にVRでは物足りなくなって、リアルな女の子と付き合いたくなる人が出てくれば、それはそれでありがたい」と話す。
「女の子と対峙するのが苦手という人も、VRカノジョを“訓練”だと思って試してもらって、実際の世界でもアピールできるようになってもらいたい」(大鶴さん)
「匂いはさまざまな産業と結び付く」
「アダルトゲームと組んでほしい」――他方、コラボ相手のVAQSOには、ネットユーザーからそんな意見が寄せられていたという。同社がVAQSO VRを発表したのは今年1月のこと。年内の発売を目指し、より多くのユーザーを獲得するために、実際に体験してもらう場を設け、意見を取り入れている段階だ。
VAQSOの川口CEOは「匂いはさまざまな産業と結び付く」と話す。「嗅覚だと、アロマや化粧品などの製品が思い付くが、いずれも消費者向け。B2Bに特化したものはない」(川口CEO)。
例えば、缶コーヒーの看板広告の前をユーザーが通ると、センサーが感知してコーヒーの香りを出すなど「(匂いのデバイスは)ポテンシャルがある」と川口CEOは話す。
「ゲーム以外だと、映画とも組み合わせたい。砂漠の中を歩くシーンの360度映像を見ていると、砂っぽい匂いがするというように、臨場感を出したい。ハリウッド映画の“VAQSO版”が出せたら、アツい展開だと思う」。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR