“AIコピーライター”、電通が開発 広告コピーを自動生成
電通は5月17日、人工知能(AI)が広告コピーを生成するシステム「AICO」(アイコ/AI Copy Writer)のβ版を開発したと発表した。人間がキーワードを入力すると、広告コピーを自動生成するという。
自然言語処理を研究する静岡大学情報学部の狩野研究室と共同開発した。プロのコピーライターが書いた約1000本の広告コピーを用意し、その良しあしが広告効果(コンバージョン)にどう影響するか、定量・定性的に評価。そのデータを基に自動生成システムを開発したという。生成したコピーの最終的な選別は、人間が行う。
今回の発表に先立ち、昨年に電通と狩野研究室は、AIが書いたというキャッチコピー「新聞広告のセクシーが待っている。」を新聞広告として出稿。広告制作の実務に携わっている電通のコピーライターがAIの学習をサポートし、「より人間に近いコピーの生成を実現した」という。
正式版が完成すれば、状況に応じてリアルタイムにメッセージを変えたり、ユーザーごとにパーソナライズしたネット広告、屋外・交通広告などを配信したりできるという。「AIと人間のクリエイターが協業し、これまでにない新たな広告手法の研究・開発を進める」(電通)としている。
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