Uberのロンドンでの営業免許失効へ 「どうか協力を」とコスロシャヒCEO
英ロンドン交通局(TfL)は9月22日(現地時間)、米Uberに対して現在与えているロンドン市内での営業免許を更新しないと発表した。免許は9月末に期限が切れる。TfLは幾つかの理由を挙げて、同社は市内での配車サービスの免許を保有するにふさわしくないという結論に達したとしている。
理由としては、営業中に発生した重大犯罪の報告を怠ったこと、ドライバーの健康診断と履歴調査の方法、ロンドンでの不正ツール「Greyball」の使用を挙げた。
現行の営業免許は2012年に発効したもので、5月に9月末までの延長が決まった。Uberが今回の決定に不服を申し立てれば、最終決定まで営業を続けられる。
ロンドン市長のサディク・カーン氏は自身のFacebookページで「ロンドンをイノベーションと新テクノロジーの最先端にしたいと考えている」が「ロンドンで営業する企業は、特に顧客の安全という点でルールを厳守しなければならない」と語り、TfLのUberに関する決定を全面的に支持するとした。
これに対し、5日にUberのCEOに就任したばかりのダラ・コスロシャヒ氏は自身のTwitterアカウントで「親愛なるロンドン市へ。われわれは完璧には程遠いが、4万人のドライバーと350万人のロンドン市民を支えています。この問題を正しく解決するために協力させてください」とツイートし、TfLに協力を呼び掛けた。
米Bloombergのエリック・ニューカマー記者が入手し、ツイートしたコスロシャヒ氏の全社宛メールによると、同社はTfLに不服を申し立てるという。コスロシャヒ氏は「この決定は不公平かもしれないが、私がこれまでに学んだのは、自己反省が変化を生むということだ。こうなってしまった原因について考える価値はある。悪評は高くつくというのが真実だ」と語った。
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