「Amazon Echo」に外食業界が注目 スシロー、すき家が注文予約サービス
アマゾンジャパンが11月13日週に発売する、音声アシスタント「Alexa」対応のスピーカー「Amazon Echo」に、外食業界の企業が注目している。回転ずしチェーン「スシロー」、牛丼チェーン「すき家」が、Echoを利用したテークアウト商品の予約注文サービスを提供。音声操作によって注文のハードルを下げ、幅広いユーザーに利用を促す。
Wi-Fiでネット接続するAmazon Echoは、声で操作する据え置き型のスピーカー。ユーザーが呼び掛けると、質問に答えたり情報を検索したりしてくれる。約6メートル離れた場所でも、手を触れることなく(ハンズフリー)音声操作が可能だ。
スマートスピーカーの日本市場には「Google Home」「Clova WAVE」などが相次いで参入し、競争が激化している。そうした中、アマゾンジャパンは企業・開発者向けにツールキット「Alexa Skills Kit」(ASK)を提供し、Echoと連携する「スキル」(サービスや機能を追加する仕組み)を増やすなどして、ユーザーの利便性を高める考えだ。
11月8日時点で265個以上のスキルがあり、スシロー、すき家もその一例だ。スシローは、家庭などからEchoを通じて「お持ち帰りメニュー」を予約注文できるサービスを、Echo発売後にスタートする。Echoに「スシローのネット注文をしたい」と呼び掛け、Echoとのやりとりを通じて商品を受け取る店舗、日時、メニューなどを伝えると注文が完了。国内全店舗(478店舗)で対応する。
運営会社のあきんどスシローによれば、「今後成長が見込めるAI(人工知能)スピーカー分野にスシローのサービスを対応させることで、さまざまな層のお客さまにスシローの商品を楽しんでもらう狙いがある」という。
すき家も同様の「お弁当予約」を15日に提供開始する。Echoに「すき家の牛丼を開いて」(原文ママ)などと声を掛け、注文個数、日時、受け取り店舗を教える。指定日時に店舗に行くと、待ち時間なしでお弁当が受け取れるという。国内全店舗(1951店舗)が対象。
これまでもすき家は、電話で注文できる「お弁当ダイヤル」を提供してきた。ハンズフリーで注文可能なEchoに対応し「注文のハードルを下げ、より気軽に利用できるようにする」(運営元のゼンショーホールディングス 広報室)としている。
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