なんで作った!? すごいけど、発想がナナメ上の“変な”ロボットまとめ(2/2 ページ)

ヘタな医療処置には「オェッ」 医療用ロボット

 テムザック技術研究所と鳥取大学医学部・医学部付属病院が共同で開発した「mikoto」(みこと)は、ヒトのようなやわらかさや生体反応を再現した医療シミュレーターロボットだ。トレーニングを目的に開発され、気管挿管(経鼻・経口)や内視鏡検査(経鼻・経口)、たん吸引のトレーニングができ、ヘタな医療処置には「オェッ」と言う。

2017年変なロボット mikoto

 販売は通常上半身のみだが、オプションで下半身を付けることも可能。5年以内に約10億円の売り上げ目標を掲げている。

2017年変なロボット 全身モデル
2017年変なロボット mikotoの口
2017年変なロボット 舌も再現されている

人間より主導権を持つロボット「Muu」

 「第1回 ロボデックス」(1月18~20日、東京ビッグサイト)に展示された「仮想的な生き物」をモチーフにしたロボット「Muu」。Muuは、「ニュースを伝える」というミッションを持ち、指定したニュースサイトから情報を引っ張ってくる。

2017年変なロボット Muu

 ただし、あくまでも話の主導権を持つのは「ロボット」で、人間が教えてほしいニュースをロボットが教えてくれるわけではない。ロボットが「おもしろいことあったんだよ。聞いてほしいなぁ。聞いて聞いて」と人間に話しかけ、人間が「なになに?」「うんうん」などと相づちを打つと、「自動運転が~~~。それでね~」などと情報を小出しにしながら、短くやさしい文章でニュースを教えてくれる。

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東京ビッグサイトで開催中の「第1回 ロボデックス」に展示された。

おどおどしながらティッシュを渡すロボット

 小刻みに揺れ、おどおどしながらティッシュやチラシを渡すロボット「iBones」も、ロボデックスに展示されていたロボットだ。筆者の身長(160センチ)の約半分くらいの大きさで、存在感がないわけではないが、動きが少なくあまりにもおどおどしているため、つい通り過ぎてしまう。

2017年変なロボット iBones

 開発したのは、豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 インタラクションデザイン研究室の学生。物の受け渡しにちょうどいい距離になれば紙を持った手をそっと差し出し、受け取ると控えめなお辞儀をする。

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展示会場の片隅に、そのロボットはいました。

2016年に話題になった「パンダPepper」

 ちなみに、16年には東京メトロが設置した「パンダPepper」が話題となったが、上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」の誕生により、再び注目を集めているようだ。

2017年変なロボット 上野駅に配置されたパンダの姿をしたPepper

 Pepperの配置は16年12月1日から17年3月31日までの期間限定で、残念ながら今は見ることができない。

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太田智美

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この記事の著者

太田智美
太田智美

小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入し、小・中・高とピアノを専攻。大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業する。 その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し、「おところりん:ソーシャルネットワークにおける偶然性を用いた音楽生成(Otocororin: a chance music for social network systems) (http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php/KO40001001-00002010-0075.pdf?file_id=44931) 」を修士論文として提出。同研究は、情報処理学会 第12回「Internet and Operation Technology(IOT)」研究会において学生奨励賞を受賞。 同大学院を修了後、2011年にアイティメディア株式会社に入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営、記事執筆などに携わる。2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属される。これまでの代表作は「世の中やっぱり金でした 71万円の大金を積んで誰よりも早く『iPhone 6 Plus』の使い勝手を検証してみた (http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1409/10/news139.html) 」「スケスケでまるみえじゃないですか! 人によっては透明に見えるドレスを作ってみた (http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1502/27/news152.html) 」「あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由 (http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1401/08/news082.html) 」「ゆとり世代が問う『好きなことをやって何が悪い!』(シリーズ) (http://www.itmedia.co.jp/keywords/yutori_generation.html) 」「はじめてのAI(連載) (http://www.itmedia.co.jp/news/series/5264/) 」など。 Twitter:@tb_bot (https://twitter.com/tb_bot)

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