茂田カツノリの「ギークシティ深センの遊び方」
深センで最先端電子マネー 中華スマホサービス体験マニュアル(2/4 ページ)
Walletメニューをアクティベートしよう
ここからはどうしても自力でできないのだが、WeChatの電子マネー機能「WeChat Pay」を使うためには0.1元でいいので誰かから送ってもらう必要がある。送られたお金を受け取ろうとすると銀行口座の登録を求められるが、ここで日本のクレジットカードを登録すればアクティベートされる。なおクレジットカードはあくまで本人認証のためのみで、ここからのチャージはできない。
クレジットカード番号を預けることに不安を感じるかもしれないが、相手は巨大企業テンセントなのでそう心配はいらない。気になるなら、残高の少ないデビットカードを紐づけておけばよい。
アクティベートが完了したら「Me」に「Wallet」というメニューが登場し、そこから支払いはもちろんホテルの予約などができる。個人間の支払いは手数料無料で、チャットの中での送金やQRコードでのお金受け取り、金額指定や割り勘など様々な機能がある。
問題はチャージの方法で、これは以下の方法があるので各自自己責任で試してほしい。
- WeChat Pay残高のある知り合いに送ってもらう
- 自分で中国の銀行口座を作成し紐づける(どんどん難易度が高くなっている)
- 現地でホテルのフロントにいる人などに現金を渡してチャージしてもらう
- 余った小銭をWeChat Payに送金できる「Pocket Change」を使う(要手数料)
- Amazonギフト券などで送ってWeChatに返す「tOriPay」を使う
手元の現金を電子マネーに変えるためにあまり手数料を払いたくはないので、できるだけ1-3の方法で解決しよう。現地の人に頼む場合は、個人商店で買い物をしてお釣りをWeChat Payでもらうなどがスムース。ホテルのフロントにお願いする場合もあくまで個人的な厚意に頼ることになるので、頼み方はちゃんと考え、断られたとしても感謝は忘れないように。
なお中国元の現金は、日本のデビットカードを使って中国の大手銀行ATMから引き出すのが一番よいが、現金を持参しての両替もさほど損はない。日本国内で円→元へ両替すると、レートをみればわかるがかなり損をする。
中国番号のSMS受信ができるようにしておこう
中国のホテルでWi-FiにつなごうとするとSMSによる認証を求められるが、これが中国の番号しか通らない。外国人の利用は想定されていないのだ。その他のサービスでもとにかく中国の携帯番号を求められる。となると中国の国内用SIMを買わねばとなるのだが、実はWeChatでSMSを受信するサービスがある。
- eSender(易博通)
WeChatの検索で「Multibyte_eSender」として登録する。一定期間無料となるクーポンを配布していることもあるので、ググって探しておこう。取得した番号はHK$128で360日保持できるが、長期の利用の際はチャット画面からパスポート写真を送って実名登録しておく必要がある。WeChatの公式アカウントページはすべて中国語だが、チャットから英語で質問すると英語で回答してくれる。
なおeSenderは香港のサービスのため、クレジットカードからのチャージが可能。チャージしただけでは期間延長にならないので一定の操作が必要だが、不明点は英語のチャットで親切に教えてくれるので利用しやすい。
eSenderで取得したSMS番号をWeChatの連絡先にすることもできるが、その場合は返信してくるコードを読み取るためにパソコンでもWeChatにログインしておく必要がある。そしてWeChatの登録を中国番号にすると、取得できるスタンプが増える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
茂田カツノリの「ギークシティ深センの遊び方」
ドローンがブンブン飛び、LEDはギラギラと輝き、ホバーボードは走りまくり、町中にIoTシェアサイクルやEVのタクシーやバスが走り回り、屋台では皆がスマホで電子決済する近未来ハイテンションシティ「深セン」。そこにほぼ毎月通う茂田カツノリ氏が「深センの今」をお伝えする。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR