AI研究でNEC、産総研、理研が連携 研究テーマは「AI同士の自律的協調」など

 日本電気(NEC)と産業技術総合研究所、理化学研究所は2月5日、AI研究の連携を開始したと発表した。研究テーマは「未知な状況における意思決定」と「自律型AI間の協調」。2017年12月22日に共同研究に係る覚書を締結し、基盤技術開発から実用化まで一貫した三者連携をしていくことに合意した。研究開発に関する情報の共有、ソフトウェアの共同開発、設備など研究リソースの相互利用などを行うことで、効率化や研究成果最大化を目指す。

 今回の研究テーマの1つとなる「未知の状況での意思決定」では、対象をシミュレーションした上で自動推論技術と融合することで、膨大なケースデータを蓄積することなく推論する技術を開発。この技術により、非熟練オペレーターでも熟練オペレーターと同等の意思決定が可能となり、経験不足によるオペレーションミスを飛躍的に削減できるという。

 もう1つの研究テーマ「自律型AI間の協調」では、自律制御システム間で、譲る、分担する、融通するなど、AI同士が自律的に協調する技術を研究。同研究により、自律制御システム間の挙動を競合させずに社会システム全体が正しく機能することを期待している。

太田智美

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太田智美
太田智美

小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入し、小・中・高とピアノを専攻。大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業する。 その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し、「おところりん:ソーシャルネットワークにおける偶然性を用いた音楽生成(Otocororin: a chance music for social network systems) (http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php/KO40001001-00002010-0075.pdf?file_id=44931) 」を修士論文として提出。同研究は、情報処理学会 第12回「Internet and Operation Technology(IOT)」研究会において学生奨励賞を受賞。 同大学院を修了後、2011年にアイティメディア株式会社に入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営、記事執筆などに携わる。2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属される。これまでの代表作は「世の中やっぱり金でした 71万円の大金を積んで誰よりも早く『iPhone 6 Plus』の使い勝手を検証してみた (http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1409/10/news139.html) 」「スケスケでまるみえじゃないですか! 人によっては透明に見えるドレスを作ってみた (http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1502/27/news152.html) 」「あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由 (http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1401/08/news082.html) 」「ゆとり世代が問う『好きなことをやって何が悪い!』(シリーズ) (http://www.itmedia.co.jp/keywords/yutori_generation.html) 」「はじめてのAI(連載) (http://www.itmedia.co.jp/news/series/5264/) 」など。 Twitter:@tb_bot (https://twitter.com/tb_bot)

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