“テクノロジー中毒”を警告する団体、元GoogleやFacebook関係者が結成
「テクノロジーは人間の心と社会を乗っ取っている」と警告し、消費者の注目獲得競争に走る企業に改善を呼びかける団体「Center for Humane Technology」が2月4日(現地時間)、結成された。立ち上げメンバーは元Google幹部や初期のFacebookに出資したVCなどだ。
団体の公式サイトのトップには「デジタルアテンションの危機を覆し、テクノロジーを人類の最善の利益のために調整する」という目標を掲げる。デジタルアテンションとは、ネット広告やSNSなどで消費者の注目を獲得するための技術全般を指す。こうした技術が高度化したあまり、消費者は本当に意味のある情報ではなく、デジタルアテンション技術に長けたコンテンツを中毒的に消費するようになっていると警告する。
「われわれの注目をマネタイズする競争として始まったことは、われわれの社会の柱であるメンタルヘルス、民主主義、社会的関係性、そして子どもたちをむしばんでいる」として、Facebook、Twitter、Instagram、Google、Snapchat、YouTubeの弊害を挙げた。
同団体は、この問題を認識し、解決しようと呼び掛けている。2月7日にはCommon Sense Mediaが開催する「Truth About Tech Conference」に登壇する他、Common Sense Mediaと共同でテクノロジー業界に侵入的で中毒性のある製品やサービスを控えるよう呼び掛け、消費者を教育するキャンペーンを展開していく。
Center for Humane Technology立ち上げには、米Facebookの立ち上げ直後から同社を支援し、マーク・ザッカーバーグCEOのアドバイザーを務めた経験もあるVC、ロジャー・マクナミー氏、Facebookで「いいね!」デザインに関わったジャスティン・ローゼンスタイン氏、「Grand Theft Auto V」などの人気ゲームのグラフィックスを手掛けたランディ・フェルナンド氏などが関わっている。
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